アグリーマフィン agree ではなくて ugly のほう。不細工とか見た目がよくない意味の ugly を文字って Uggli Muffins と名付けられたお店のローカルなマフィン屋さん。トアパヨのホーカーの中にある個性的なお店です。
今月初め PSLE がようやく終わった娘。日々コロナ感染者が増え、規制強化される中で、娘本人はもちろん家族が濃厚接触者になって隔離になって試験が受けられない生徒もいた今年。試験が終わるまでは、と先月から外出も外食もできるだけ控えていましたが、今週から学校も無事再開。お出かけと外食にもまた少しずつ行き始めました。
試験後、最初に娘と行ったホーカーのお店が Uggli Muffins
ここのマフィン、タイミング良くないとなかなか買えないのです。開店時間が 10~14時と短くて、開いている時に行ってもかなり長蛇の列だったり、次の焼き上がりまで待ち時間があったり、売り切れだったり。
今週行った時も、14時ギリギリだったので、もう閉まっているかもしれないと思いつつ。買えなくてもいいやと思って行ったら、なんと嬉しいことがありました。
ホーカーに着いてお店の前に行ってみると、お店は開いていましたが、もうクローズしそうな様子。もう終わっちゃった? と聞くと、残りこれだけと。お店の前のテーブルに最後の 3箱がすでにパッキングされた状態で置かれていました。最後だから特別サービス 2箱 $22 でどう? と言われたので
(定価は 1箱 $13 なので 2つで $26、1箱に 12個マフィンが入っています)
1箱だけ買うつもりだったし 2箱買ったら マフィン合計24個も要らないけど、それならお義母さんちに持って行こうと思い、オッケーじゃ 2箱買う! そうすると、よーし最後の 1箱だからこれサービスしちゃう。え? じゃぁ 3箱でいくら? と聞くと $22 でいいよと。
さすがにそれは申し訳ないと思い Can not lah~~ と 2回ぐらい繰り返しやりとりして、それでいいと言うのです。お財布を見るとちょうど 10ドル札と5ドル札があったので、じゃぁ $25 でおつり要らないよと言って渡したのですがご丁寧におつりを渡してくれました。
こんなスペシャルディスカウントは初めてでしたが、こちらのマフィン屋さんいつもこんな感じでサービスたっぷり。マフィンの焼き上がり待ちで時間がかかる時は、列に並んでいる人に 1つずつマフィンをビニール袋に入れて配ったり。1箱 が 12個なのですが、パッキングする時に 1つおまけしてくれたり。バラ (12個以下) で買う時にもおまけしてもらったことがあります。
紙箱に入っているのですが。
デフォルトでこんな風に中途半端に開いているのも特徴。ふくらみがあるから、わざと閉じていないのです。
Uggli Muffin やっぱり不細工かなぁ?? 何度か食べると見慣れちゃう。
どんなふうにして不細工に出来上がるかは、こちらのローカルフード情報 SG FoodBuzz による動画でご覧ください!
たしかに不細工だけれどすごく親しみを感じるマフィンです。食べたら見た目のことは忘れちゃいます。
お店はこちら。看板に 樂亭菜館 BLISS HAVEN RESTAURANT とありますが、これはオーナーのお父様が最初に始めた中華料理店だった看板を今も残しています。
写真に映っているお兄ちゃんがディスカウントしてくれました。
ここのマフィン屋さん、行くと買えなくてもほっこりすることが多くて。外に出ている手書きの求人広告に書いてある内容がユニーク。働きたい人募集、お給料いくらほしいか書いてメッセージ下さいと電話番号が書いてあったり。今回その求人広告はなくなっていて、お給料が提示された募集が出ていました。経験不要、でも笑顔必要。他にも何と書いてあったのか思い出せないのですが、定休日以外で閉まっている日にも何かおもしろいことが書いてあったと思います。
3箱持ち帰ってきたので、家に着いた時に、いつも良くしてくれる皆さんにと思い、セキュリティで 1箱渡したらすごく喜んでくれました。喜びがめぐってまたまたほっこり、更に嬉しくなりました ^^
同じホーカーで、マフィン屋さんのすぐそばにあるサンダーティーライスのお店もおススメ!
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