マレー料理の魅力とこれだけは食べたいマレー料理 10選 (4)

さて、マレー料理 10選 あともう一息。

 

今日は カチャンプールスープトゥラン。この 2つは食べたことある方少ないと思いますが、特にカチャンプールはダークホース的存在。

 

1. ナシレマ
2. ナシパダン
3. ロントン
4. ミーソト
5. サテ
6. タフゴレン
7. カチャンプール
8. スープトゥラン
9. ロティキライ
10. プトゥピリン

 

7) カチャンプール

 

カチャンプール Kacang pool

 

kacang は豆 pool は泳ぐプールのこと。直訳で豆のプールから、ビーンスープ、ビーンシチューといった意味です。スープのメインとなるソラマメと牛ひき肉に、たっぷりのスパイスを使います。(玉ねぎ、にんにく、生姜、コリアンダー、フェンネル、クミンなど)

 

中東地域、アラブ諸国でよく食べられる豆スープ、食文化が起源。

 

カチャンプールは、今回 10種類のマレー料理をピックアップした中で、マレー料理と言えば真っ先に出てくるナシレマ、ナシパダン、ロントンなどと比べると代表的な食べ物ではないのですが、ダークホース的存在。個人的には 10種類のなかでいちばんおすすめしたいローカルフードでもあります。

 

 

深い味わいの豆スープに、半熟の目玉焼きが乗っかっています。パンにディップするのが美味しいですが、炭水化物を控えめにしたい時は、パンはいらないと言えば OK スープだけでも美味しくて、とてもほっこり、ささやかな幸せに満たされるのがカチャンプール。

 

カチャンプールの美味しいお店

Eunos Crescent Market and Food Centre内
Blk 4A Eunos Crescent, Singapore 402004
MRT Eunos駅隣接
KACANG POOL SPECIAL

他にはゲイランセライホーカーにも有名なお店がありますが、Eunos ホーカーのカチャンプールは特におすすめ!

 

8) スープトゥラン

 

スープトゥラン Sup Tulang

 

Tulang は骨。Bone soup 骨付き肉の煮込みスープで、マトンが主流ですがビーフもあります。インド系ムスリムの方によってシンガポールで作られた料理で、シンガポール、マレーシアのローカルフード。

 

何度も書いていますが、マレー料理の特徴はたっぷりのスパイス、ハーブを使うこと。和食には味噌、醤油、出汁といった和食の真髄がありますが、それと同じようにマレー料理のエネルギーの源はスパイス。

 

ダイナミックなお料理で、骨付き肉の塊とたっぷりのスパイスで煮込みます。Sup Tuang はカレー味がきいている黄色がかった色のスープの他、トマトとトマトケチャップをたっぷり使った赤いスープの 2種類があります。先のカチャンプールと同じように、パンにディップして食べます。スパイスがきいたスープがおなかに染み渡る感じ。

 

 

お店によってはパンがたくさん出てくるので、半分でいいですとお願いしてもいいし、パンなし、スープだけでも OK

 

スープトゥランの美味しいお店

Golden Mile Food Centre内 B1階
505 Beach Rd, Singapore 199583
Deen Tiga Rasa 4世代続いているお店!

スープトゥランは、テッカセンター、ゲイランセライを始めホーカーのマレー料理、ハラル料理の一角にはだいたいありますが Mutton Soup と書いてあるお店が割と多く Mutton Soup の大多数は スープトゥランを意味しています。

 

次回は最後の 2つ、マレー料理のおやつ、ロティキライとプトゥピリン、こちらもおすすめ!

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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