マレー料理の魅力とこれだけは食べたいマレー料理 10選 (2)

マレー料理のつづき。マレー料理 10選の中から今日は ロントンミーソト

 

1. ナシレマ
2. ナシパダン
3. ロントン
4. ミーソト
5. サテ
6. タフゴレン
7. カチャンプール
8. スープトゥラン
9. ロティキライ
10. プトゥピリン

 

3) ロントン

 

ロントン Lontong

 

ロントンは、カレー風味のスパイススープ。日本人にはお味噌汁があるように、どこの国のどんな民族でも、主食と汁物とお漬物のような食べ物は、いちばん庶民的でほっとする料理。ロントンはそれに近い存在です。

 

唐辛子、ドライチリ、シャロット、にんにく、しょうが、干しエビ、レモングラス (代表的な材料だけでこれだけではないです) などを使い、カレーパウダーで味付けをしたスパイスベースに、ココナツミルクを加えてスープを作り、具はにんじん、キャベツなど野菜の他に、ゆで卵、厚揚げ豆腐、主食のロントン (バナナリーフを使って作る伝統的なご飯) が入っています。

 

 

写真はそれぞれ違うホーカーのロントンですが、スープの色がオレンジがかっているものは濃い味付けで辛口、黄色っぽいスープは割と薄味で、ココナツミルク多めで甘さ強め。使う材料はほぼ似たり寄ったりでも、お店によって味に幅があるので、好みの味のロントンを探して、あちこちで試してみるのが良いです。私は 1枚目の写真のような辛めが好きですが、その日の気分によっても違うので、お気に入りのロントンのお店はいくつかあります。

 

ロントン

バナナリーフにお米を詰めてつくる伝統的な主食

 

ロントンだけの写真がないので オンラインマレー食材店の写真をお借りしました (sedap.sg)

ロントンの既製品はフェアプライスでも売っています。お豆腐の近くに置いてあります。

 

ロントンが美味しいお店

ホーカーのマレー料理屋さんなら、大体どこでもあります。無名店でもおいしい~という所があるので、いくつか食べ歩いてみるのが良いです。

 

私がいちばん美味しいと思うロントンはマレーシアに近いウッドランドのホーカー
Marsiling Lane Market & Food Centre
SELERA MENANTI #01-120

 

ウッドランドまで行かなくてもお住まいの近くのホーカー、コーヒーショップでお気に入りの味が見つかると思うので探してみて下さい。

 

4) ミーソト

 

ミーソト Mee Soto

 

ミーソトは、スパイシーチキンスープ。先のロントンと同じく、スパイスをたっぷり使ったスパイスベースに、鶏肉を入れて煮込んだスープをつくり、ホッケンミーと同じ黄色いイエローヌードルを入れるとできあがり。鶏からとった出汁と辛みのコンビネーションが美味しいスープ。麺をビーフンにするとビーフンソト。

 

 

ミーソトもロントンと同じく、ホーカーのマレー料理屋さんにあります。私は Kovan駅前のホーカーでたまに食べます。

 

*

 

マレー料理はもともとカンポン、村の暮らしの中で、裏庭や近くの畑から摘んだ植物 (スパイスやハーブ) を使って作る家庭料理で、味付けは辛く、濃いのですが、食べてみると庶民的でほっとする味が多いです。油っこい、濃い味 = 健康的でないイメージが先行しがちなマレー料理ですが、シンガポール滞在中にお気に入りのマレー料理を見つけてみるとローカルフードの楽しみ方も更に幅が広がるでしょう。

 

マレー料理 10選のつづきはまた来週!

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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