おすすめホーカー東西南北 ~ Part 1) 東と西

シンガポールにあるホーカー 114ヶ所全部をめぐったので、少しずつ整理してまとめていきたいと思います。全部行ったからと言って、何から何まで網羅できるようなものでは到底なく、知っていることはまだまだ限られています。また我が家からはシンガポール東半分の方がアクセスしやすく、西方面は東にはない魅力があり、もっともっと頻繁に行ってみたいもののカバーしきれていないのが現状。

 

すでにホーカーめぐりの旅は次章に入っていて!^^これからも探求は続くので、ここまでのまとめです。

 

シンガポール政府おすすめ 12のヘリテイジホーカー

 

私からのおすすめの前に、シンガポール政府お墨付き 12のヘリテイジホーカーをご紹介。これは NEA (環境庁) と NHB (遺産局) が共同して調査を行った中から選ばれた 12のホーカー。ホーカーのヘリテイジ (歴史的、遺産) としての意味、建築物としての重要性、そしてホーカーと地域住民との関わりにおける社会的重要性から見て総合的に選ばれたホーカーです。

 

1)  People’s Park Food Centre
2)  Maxwell Food Centre
3)  Chinatown Complex
4)  Tiong Bahru Market
5)  Tekka Centre
6)  Newton Food Centre
7)  Adam Food Centre
8)  Geylang Serai Market
9)  Changi Village
10) Chomp Chomp Food Centre
11)  Old Airport Road
12)  East Coast Lagoon Food Village

 

どこもシンガポールホーカーの王道といった所ばかり。華人、マレー人、インド系の特色があるマーケット、ホーカーも入っていて、ホーカーにそんなにご興味ないという方もヘリテイジホーカーだけは行くリストにしてもいいと思います。何度か行っているうちにお気に入りの美味しいものができて、ご興味が出てくることもあります。またご家族やお友達が来星された際にもご案内しやすいホーカーばかりです。

 

NEA によるオフィシャル情報はこちら

 

東エリアのおすすめホーカー

 

私からのおすすめは、前述のリストにも入っている Changi Village の他、東のダークホース的存在として挙げたいのが Fengshan Market & Food Centre

 

【Changi Village Hawker Centre】

 

 

海辺で開放感を感じるチャンギビレッジ。その昔、漁村 (Kampong) だったことを感じる素朴さ、いい意味でいなかっぽくのんびり、シティとは違う穏やかな空気感を感じる場所。ホーカーは全体的にマレー料理が多く、ここに来たら普段マレー料理はほとんど食べない、食べたことがないといった方もマレー料理を食べてみたい気持ちになる所、トライしてみたい所です。中華系の食べ物がいいなぁという方には、中華系のローカルフードもあります。

 

ここで有名なのは数々のナシレマ屋さん。朝とお昼前後はどこも列ができている所が多いです。ナシレマを食べるなら、ホーカー内そんなに広くないのでざーっと見て、直感でここ!と思うところで。人気店が多いのですが、個人的にナシレマはインパクトなくどのお店も似たり寄ったり。(ナシレマについての記事は先日書いたこちら)

 

◆ ロントン

マレー料理で朝ごはん、お昼の定番。蒸したお米を固めたお餅のような主食にココナツ風味のカレースープに野菜が入っています。ローカルフードを食べ慣れている方は美味しいと感じると思いますが、変わったものなど食べ慣れない方には、お口には合わないかもしれません。日本の味付けと全く違い、カレーのスパイシーさとココナツの甘みを感じる東南アジアらしい食べ物です。

 

ロントンが美味しい HASSAN STALL #01-29

 

◆ タフゴレン

マレー料理の揚げ豆腐。揚げたお豆腐に、もやし、にんじん、きゅうりなどを乗せ、その上からたっぷりかけるソースが独特。ソースの味はお店によって幅があり、お気に入りのタフゴレン、ソースの味を見つけるのも楽しいです。見た目あまり印象良くないですが、お豆腐なので想像以上に軽い食べ物。ソースはロジャックやサテのソースに近いです。こちらも日本人にはちょっと食べ慣れなく好き嫌いあるかもしれません。

 

このタフゴレンを売っているお店、タフゴレン以外にも気に入ったものがあり、チャンギビレッジに行く時はいつも寄っていたのですが、8月末に行った時に開いていなく看板が取り外されていました。クローズした可能性が強いですが、チャンギビレッジの他のお店でも食べられるので、食べ物のご紹介として載せておきます。

 

チャンギビレッジ周辺おすすめと散策ルートはこちら

 

【 Fengshan Market & Food Centre 】

 

東のダークホースとして挙げたい Fengshan Market & Food Centre は べドックノースにあります。ここは地域住民に支持されているのを強く感じ、特に夜は熱気がすごい! 長く待つお店も多め。美味しいものだけで言えば チャンギビレッジよりも美味しいものが揃っていますが、総合的に見て、チャンギビレッジはチャンギ自体が歴史的な場所であること、海沿いで散歩もでき、海辺の開放的な雰囲気があることなどから、東の代表はチャンギビレッジ、Fengshan Market & Food Centre はダークホース的存在にしました。

 

バッチョーミーと言えば一般的にはスープのないドライなタイプが多いのですが、Fengshan ホーカーにはスープタイプしか作っていない美味しいバッチョミーのお店があることで有名。Fengshan ホーカーはこのホーカーだけで記事をつくれるので今回はホーカーのご紹介だけで。

 

西エリアのおすすめホーカー

 

【 Ghim Moh Market & Food Centre 】

 

しょせん小さなシンガポールと言えども、我が家からなかなか頻繁には行けない西エリアの中で、定期的に行っているのが Ghim Moh Market & Food Centre  ホーカーの数は多すぎず、少なすぎず、とびっきり美味しいものがあるというよりもどこも手堅く粒ぞろいのお店が揃っています。

 

◆ ツイクエ 

ご夫婦で心をこめて昔ながらの製法で手作りしているツイクエ。
Ghim Moh Chwee Kueh #01-54

 

* こちらのツイクエについて詳しい記事はこちら (前編) / (後編)

 

◆ アッパム

 

ギンモーに行ったらこれを食べずには帰れないアッパム。
HEAVENS #01-26

 

他に、老潮州 Satay Bee Hoon & Mee Siam (#01-18) の ミーシアム、Granny’s Pancake (#01-52) の チャイニーズパンケーキも◎

 

◆ Ah Seng Durian (ギンモ―マーケット #01-119)

ギンモーマーケット内に美味しいドリアンで有名な Ah Seng Durian があります。ドリアンの有名店、人気店の 1つでシーズン中、マオサンワンなどは電話予約分だけですぐになくなってしまい、店頭で買うのが難しいのですが、店頭に出ているマオサンワン以外の品種も美味しいものが揃っています。何度も行って在庫がないことで何度もがっかりしたことがあるのですが、ドリアンが買えなかったらドリアン大好きな方なら一度は試したい ドリアンピューレも置いています。冷凍庫で凍らせて食べる時にシャーベットのようにして食べると感動的な美味しさ。

 

冷凍ドリアンピューレ

 


 

ちょっと駆け足な感じですが、東西のおすすめを書きました。続いて北と南のおすすめの他、日本人にはあまり知られていないけれど地域住民に人気のローカル色濃いホーカーについてもまとめていきます。

 

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