中元節~ハングリーゴーストフェスティバルにもある中日

ハングリーゴーストフェスティバル、旧暦 7月に入って 12日目。お盆、お彼岸にも中日があるのと同じで、ハングリーゴースト期間にも中日があります。

 

ハングリーゴーストについてはこちら

 

1ヶ月のちょうど半分、旧暦7月15日を中元節と呼び、道教の土地神様の誕生日。ハングリーゴースト期間中、特に重要となるのが 初日、15日、最終日。これらの日には、他の日よりも祈りを捧げる人が多いため、紙のお金を燃やす人が多かったり、量が多かったり、道端のお線香も多くなります。また最終日の数日前からは、あの世に帰る魂を送り出す期間に入るので、最終日5日ぐらい前から最終日にかけて日に日にお祈りする人が多くなります。

★ 今年の旧暦7月15日は9月2日

 

義理実家では毎年、中元節に合わせて家でお祈りをします。15日ちょうどに合わせるのは難しいので、例年いちばん近い週末にやっており、この週末に行いました。会社などで中元節のお祈りをする時も、15日に合わせるのは難しいので、その前後でやっている所が多いです。なんだか今日はお線香が多いみたい… 紙を燃やしている人がいつもより多いなぁ… と思うと中元節前後のことが多いです。

 

【お義母さんの家でのお祈りの様子】

 

義理実家、べドックの HDBにて。
ダイニングテーブルを玄関の近くまで移動して、玄関入ってすぐ窓のある所に移動します。魂が外から入ってくると考えるため。換気の意味もありますが、窓と玄関を大きく開けて、お腹が空いている魂を歓迎します。お線香をたくさん炊いて、ここにご飯を用意したからどうぞ来てください!と魂を呼びます。

 

ご飯を食べてもらうようにお茶碗と箸も準備して。

 

 

お線香をたくさん焚くので、煙たくなり、近くにいると煙で涙が出てきます。写真の通りテーブルの上も床も灰がいっぱい落ち、お祈り中、床は灰をほうきで掃いたりしますが、テーブルの方はそのままずっと。散らかっているほうが、魂が喜んでご飯を食べに来てくれていると考えます。

 

手前にポエがあります。シンガポールではお寺でおみくじを引く時に使われたり、道教のお寺には必ず置いてあります。大きなお線香が燃え終わるのを 3回 (3本) 待ってから、お義母さんはポエを投げて、魂に聞きます。「もうお腹いっぱい食べましたか?」「食べ物を下げてもいいですか?」と。

 

ポエの答えが NO だったら、大きなお線香をもう 1本焚いて、またポエに聞くを繰り返します。よく当たることで有名なブギスにある観音堂でおみくじを引く時はこのポエを使います。

 

【外に行って紙のお金を燃やします】

 

この時期、紙のお金を燃やす用のドラム缶が多めに用意されるので、ドラム缶の中で紙のお金を燃やします。

 

家の中は煙たくなり、洋服も髪の毛も煙のにおいがつきます。でも、さまよえる魂たちもお腹がいっぱいになって楽しくなったかな、と思うとほっこり感じるものです。紙のお金を燃やして死者にお金を送ったり、華人の方らしい人間味を感じる古くからの習慣です。

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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