光と暗闇を感じて ~ 平和への願いと光の祭典ディパバリが重なった日曜日

When You Go Home
Tell Them Of Us And Say
For Your Tomorrow
We Gave Our Today

 

”あなたがたの明日のために、私たちは今日を捧げました。家に帰ったら私たちのことを伝えてください。”

 

先週 1週間、何かと感慨深く、エモーショナルな出来事ばかりが続いた毎日。エモーショナルといっても、寂しい、悲しいではなくて。でも嬉しいとも違う、心の奥からぐぐっと温かくなるような小さな出来事がいくつもいくつも続いた。そしてディパバリで賑やかな 3連休中のシンガポールの先週をしめくるる日曜日、私にはもうひとつ大切なイベントがありました。

 

毎年 11月11日、英連邦国の歴史と文化が残る国では第一次世界大戦終結を記念するメモリアルデイで Remembrance Day と呼び、Remembrance Day にいちばん近い日曜日に行われる戦没者追悼セレモニーを Remembrance Sunday と呼びます。

 

その Remembrance Sunday Ceremony シンガポールではクランジメモリアル (クランジ戦没者墓地) で毎年在シンガポールイギリス大使館の主催によってセレモニーが行われます。今年は 11月12日の日曜日に行われました。コロナ禍だった年以外 2016年から毎年参加しています。

 

クランジ戦没者墓地、入口にある碑

 

そのセレモニーで毎年読み上げられる言葉が、冒頭に書いた

When You Go Home
Tell Them Of Us And Say
For Your Tomorrow
We Gave Our Today

 

”あなたがたの明日のために、私たちは今日を捧げました。家に帰ったら私たちのことを伝えてください。”

 

この言葉は Kohima Epitah コヒマ墓碑に刻まれている碑文。コヒマはインドとミャンマーの国境に近いインド側の小高い丘の町。第二次世界大戦で、最も悲惨な戦いと言われるインパール作戦の戦いの地になったコヒマにある、英連合軍戦没者墓地の慰霊碑に刻まれています。ただこの言葉そのものは、コヒマの戦いのために書かれたものではなく、第一次世界大戦中、軍に従事されていたイギリス人の方が作った言葉。イギリスや英連邦国で軍事に関わる方にはよく知られています。シンプルで短いからこそ、ぐっと響く言葉。

 

 

先週、平日は早朝暗いうちに家を出てキャンプに毎日通って、軍での活動を 1週間終えた直後の日曜日が、このセレモニーでした。軍の活動に当たると、実にいろいろな出来事があって、いい事、楽しい事もあるし、嫌な事もあるし、怒られる事もあるし。日常で体験することのない非日常的な経験があるから、普段あまり感じる事のない感情の領域もあったりして。いろいろあるけど、全てひっくるめてほんとうに貴重な経験で、この 1週間キャンプで体験した出来事が、暗闇とその対極にある光の両方を見たように感じていました。

 

Remembrance Sunday のセレモニーも、戦争の暗い面と、その反対にあるのは平和への願いと希望。今年たまたま Remembrance Sunday とディパバリが重なったから、そんな風に見えたり、感じたりしたのかもしれないけれど。光の祭典ディパバリは、暗闇を照らす喜び、希望の象徴。ヒンドゥー教の神話で悪 (暗闇) が善 (光) に勝つことに由来しています。私たちの眼に見える世界はもちろんのこと、私たちの心、内面が平和、希望、幸せの光で満たされ、照らされる日々であるように願うばかりです。

 

Happy Deepavali 🪔✨

 

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