真美珍 CHIN MEE CHIN CONFECTIONARY
今年 9月に再オープンして話題になっているイーストコーストのレトロカフェ CHIN MEE CHIN. 初代創業から 100年近い歴史があるレトロカフェですが、惜しまれて 2018年に閉店。その後復活、再オープンするとのニュースが流れてからも、デルタ株による飲食規制の影響もあって再開が延び延び。半年以上の延長を経てようやく 9月にリニューアルオープンしました。
再開後すぐにでも行きたかったのですが、長蛇の列になるのは当然のこと。少し落ち着いたころに行ってみようと、先日ようやく訪れることができました。
再開 3ヶ月以上が経った今でもお店に入るには待つようです。お店に行ったその日は、先に早く着いたお友達が並んでくれ 20分ぐらいで入れました。私たちが店内で座っている間も、途切れることなくお客さんが並んで待っていて、30分以内で入れればまずまずといった感じでした。
今年 4月撮影。当初 3月に再開するとのニュースが流れ、お店の前を通った時にいつオープンするのだろう? と思いつつ撮った写真。
店内はモダンなデザインに改装されましたがレトロな雰囲気を残したまま。
私が持っている写真で 2012年に撮ったものがあったのでご覧ください。
奥に長細いショップハウス。今はカウンターを作って奥がキッチンになっていますが、以前は昔ながらのコピティアムといった雰囲気で、飲み物やカヤトーストを準備している様子が客席からもよく見えました。大きなショウケースの中にペイストリーが並べられていた雰囲気も残っています。モダンになったけれど昔の面影は残っている印象を受けました。
ウェブサイトを見ると 2018年お店の閉店をした理由に「人手不足、後継者がいないことで苦渋の選択をした」とあります。たしかに閉店前の数年は注文したものが出てくるのに時間がかかったり、ご高齢になったご家族数人でなんとかやりくりしているけれど、人が足りないのは誰が見ても分かる状況でした。
今回のリニューアルは EBB&FLOW という飲食店プロデュース会社とパートナー契約を結んでの再開。初代創業者のお孫さんで、CHIN MEE CHIN の3代目に当たる孫娘さんとそのお母さん、そして EBB&FLOW の名シェフと協力して、昔からのメニュー構成やレシピをほぼ残しつつも、今の時代に合うようにいくつか新メニューを追加したり、甘いペイストリーは糖分を減らすなどの工夫がされているそう。
メニューを見ると、カヤトーストを始め、懐かしさを感じる昔ながらのペイストリーはどれも食べてみたくなります。メニュー画像はお店のサイト内より。
私たちがオーダーしたのはこちら。カヤトースト、クリームコロネ、オタバン、グラメラカシフォンケーキ!
真美珍 お店の名前は genuine beautiful treasures ”真に美しい宝物” といった意味。超速で発展し、街も人も変わり続けるシンガポールで、これからも古き良きを引き継いでほしいシンガポールの宝物になるようなお店ですね。
■ リニューアルオープンに関する詳しい英語記事は CHIN MEE CHIN インスタアカウントにリンクされている 8DAYS の記事を参考にしました。
CHIN MEE CHIN CONFECTIONARY
204 East Coast Road, Singapore 428903
火曜日 – 日曜日 8:00-16:00
お休み : 月曜日
https://www.chinmeechin.sg/
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