オタ。現地の方には庶民的で好まれるローカルフードですが、日本人の方でオタが好き! といった声はほとんど聞いたことがなく、食べたことがある方も少ないのではないでしょうか。
私も以前はあまり好きではなく、好んで食べなかったのですが、美味しいオタ屋さんのオタを食べるようになって好きになりました。
インドネシア、マレーシア発祥。魚のすり身にスパイス、唐辛子、ココナツミルクなどを混ぜてペーストにして、バナナの葉または椰子の葉で包んで炭火で焼きます。調理方法は焼き鳥のようで、食べ物そのものは辛いかまぼこといった感じです。
店頭で焼いている様子
ご飯と一緒におかずの一品としても良いですし、手軽に食べられるので軽食に、おやつ代わりにも、おつまみにも。
楊枝2本で止めてある葉っぱを開けると。
買って持ち帰る時点で、袋から食欲をそそる良い香が漂ってきます。お店によって辛さが違いますが、ピリ辛が ◎。辛く味付けしていない白いタイプを売っているお店もあります。辛くない物はまさにかまぼこのようで、お子さんによって好き嫌いがあるかもしれませんが、気に入って食べるお子さんも多いと思います。我が家の娘は好きで、もっと食べたい!と言って足りなくなることも。
オタだけを売るオタ屋さん、シンガポールでも数少ないです。
もう 1店、私が好きなオタはゲイランにあります。こちらはオタ専門店ではなく、主にクエなどの軽食の卸と小売をしているお店。こちらのお店のクエもそのうちまた別で記事にしたいと思いますが、ここのオタ、なかなか美味しいです。
ゲイランのお店は 10本売り。1本 40セントとシンガポールではあり得ないお値段。バラ売りもしてくれそうですが、10本まとまっているのでそれを買います。軽いので 10本すぐに食べきれます!
焼き鳥に似ているので、サテにも近いものがあり、暑い日の夜に外で食べるのがお似合いな東南アジアのストリートフード。ホーカーのナシレマ屋さんに置いてあったりもします。また同じオタでも、チャイニーズ、マレー、プラナカンによってレシピも味も違うので、美味しいオタ見つけてください!
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