昔ながらの伝統的製法を続ける ツイクエのお店 (前編) はこちら
30分経って スチーマーを開けます。
6秒の動画です。 背景で聞こえる声はラジオの音。
特大スチーマーのカバーを上まで上げたら、ロープをひっかけて固定。
トレイを 1枚ずつ取り出して、少し冷ましたら販売されます。
ツイクエのアート!
ツイクエをご存じない方へ、出来上がりはこんな風に。今回は持ち帰りにしたので写真は以前に撮ったもの。
ツァイポー chai poh (菜脯) ~ 大根 (中華カブ) を炒め、醤油などでシーズニングして煮詰めた塩気が美味しいトッピング
ツァイポーとチリソースをかけていただきます。お漬物のような感じで、塩加減がいいので、ついついツァイポーだけ食べてしまい、ツイクエのトッピングがなくなってしまう事が多いです。ツァイポーはツイクエ以外にはお粥と一緒に食べたりします。
シンガポールで他に有名なツイクエは、 Bedok Chwee Kueh、Tiong Bahru Jian Bo Shui Kueh などがありますが、セントラルキッチン方式で一ヶ所でまとめてマシンで大量生産し、工場でスチームされてから各店舗にデリバリされ、店舗ではアルミカップごと保温をして販売している形式が一般的です。これらのツイクエもまったく悪くなく、人気店で充分美味しいです。Bedok Chwee Kueh は我が家もよく買います。
でも目の前で古くからの伝統的な製法にこだわり、手作業でつくっているツイクエを見たら、その情熱と手間ひまだけで特別な美味しさに感じてしまうものです。
ご主人と奥様のツイクエへの情熱に感動して、次に来るときはエプロンを準備して汚れてもいい服装で本気でお手伝いしたいと思い、ご主人に今度お手伝いするからお店で 1日働かせてください! もちろん無償で!と伝えましたが、冗談を言っているのかと思ったのか、そんなことしなくてもいいと思ったのか分かりませんが、笑いながら Don’t need lah ~~~ と言われて。また来るね! と言ってお店を後にしました。
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イラスト提供 Instagram @singapolah