日本人には馴染みのないローカル食材のご紹介です。
シンガポールではお料理によく使われる Bean curd skin 湯葉。タイプも様々でシート状、長~いスティックタイプ、バンブー型、巻いてあるロール型など。一番馴染みあるローカルフードだと、バクテーの具として入っていたり。鍋料理、スープなど煮込み料理、野菜と一緒に揚げたり炒めたり、シンガポールではよく使われる食材です。
その中でも我が家でたまに使う bean curd skin はおやつ、ちょっと小腹が空いたとき向け。
湯葉シートを油で揚げて湯葉チップスを作ります。
Bean curd skin はこちら $5~6ぐらい
20cm 角ほどのビニール袋に帯のようにたたまれた湯葉シートが、どーん! と入っています。
開いて調理ばさみを使い、食べやすい大きさにカットします。
フライパンに油をしいて揚げます。
特に 2回め以降は油が熱くなっていて秒単位であっという間に揚がり、ちょっと目を離すとすぐに焦げてしまうのでご注意。表裏ひっくり返しながらいい黄金色になるまで。
出来上がり
このビーンカードシート味付けされているので、揚げるだけでそのままチップスのようにお菓子、間食として食べられます。シンガポールの家庭ではお母さんが家でパパっと揚げてくれ、大人も子供も大好き。たくさん揚げて冷ましたら、お持ち帰り用の長方形のプラスチック容器や、旧正月に登場する赤い蓋の容器に入れて食卓やキッチンに置いてあったりします。着色料、コレステロール、トランスファットは不使用ですが、味付けは醤油、砂糖の他、添加物系がいくつか入っているのがちょっと気になります。気になる方は、購入されるときパッケージに書いてある表示をよくご確認ください。
■ 買える場所
ベジタリアン食材専門店、マーケット。ベジタリアン食材店は各地 HDBの下やマーケット隣接エリアにあるので、お近くで探してみて下さい。
マーケットだと、フィッシュケーキなど練り物、お豆腐、厚揚げなど豆製品が店頭に出ているお店に置いていますが、冷凍品のため、お店の人に聞かないと分かりません。聞くと大体置いてあります。
我が家の近くにあるベジタリアン食材店
■ Zai Er
シンガポールの方は、この湯葉シートを Zai Er (ツァイ アー) 齋鹅 と呼び、ベジタリアンあひる (鴨) 肉 の意味。ベジタリアンの方はこの湯葉をダックミートに見立てていることからそう呼ばれます。お肉や魚を食べない方にとって豆製品は貴重なたんぱく源なのです。
フェアプライス他、類似品が多数あるので、ご興味ある方はお店でチェックしてみて下さい。(あっ、でもご紹介した緑色のビニール袋に入っているものがいちばん美味しいです^^)
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