昨日、シンガポールに今月から導入された公園型樹木葬について記事にしましたが、それを日常生活で再現するような、ちょっとびっくりする出来事がありました。
今月初め、我が家の一員だったロボロフスキーハムスターが死んでしまい、コンドの裏口から外に出た道沿いの木の根元に埋めました。2匹で飼い始めたハムスター、1匹は 1年早く死んでしまい、先に死んでしまったハムスターをすでにその場所に埋めていたので、隣どうし 2匹そろった形になりました。
1年前に最初の 1匹が死んでしまって以来、娘がお墓参りに行こうと言うので、散歩のついでに週1回とか月に数回その場所を訪れていました。お墓参りと言っても何か墓標を作ったわけではないので、自分たちでこの辺と覚えているだけです。
そこへ行く時は、プールサイドに色の違うプルメリアの木が何本もあって、いつもお花が落ちているので、あまり傷んでいないものを選んで拾ってから。
今週ヴェサックデーの日のこと。埋めた場所を見に行ってみると…
えっ？
私 : まぁちゃん、なんか芽がいっぱい出てるけど何だろうね？
よぉく見てみる。
私 : えーっ、ちょっと、ちょっと。これ、ひまわりの種から芽が出たってこと？？？
娘 : OH MY GOD ! 爆笑
プルメリアの花と一緒に、お供えとして娘がハムスターの餌を土の上にパラパラとまいていたのですが、ひまわりの種が発芽していました。
ひまわりの種といってもまいていたのはこれ。
大好きだったハムスターを埋めた場所に、自分がまいたひまわりの種が思ってもみなかった形で発芽してとても嬉しい娘。理科や生物のことが好きで、学校で勉強した発芽の仕組みを話してくれながら。
すごいね、すごいね、ここにひまわり大きくなって育っちゃったらどうする？ そして娘に伝えました。ママも死んだらこういうのがいいなぁ、埋めた後にそこから木や花が生えてくるの。お墓は要らないからママが死んだらそうしてよ。
と話しながら家に戻って。いち早く夫に話したい興奮気味の娘、ママは話しちゃダメだよ。
娘が夫にそのことを話すと、夫もびっくりして喜び、それはクッキー (ハムスターの名前) が生まれ変わったんだよ！
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シンクロニシティ ～ 「意味ある偶然の一致」
日頃、自分が思っていることは常に思ってもいない形で再現されたり、あれ何だっけと思っていたことは頼まなくてもどこからか自動的に入ってきたり、目にしたり。毎日はそんなことの連続であることをよく感じます。
それは、誰かのことを考えていたら、タイミングよくその人が連絡をくれたとか。何かについて考えていたら、そのことについてテレビで話していたとか。多くの人はそんな体験を何度もしたことがあると思います。
そんな出来事はきっと空からのささやかながら心温まるプレゼント。
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