ひょっとして年末年始は日本に一時帰国できるかも、またはどこかへ旅行できるかもしれない、と期待していた方もなかにはいらっしゃるのではと思いますが、自由に行き来できるようになるにはまだ時間がかかりそうですね。私もこの年末年始の移動は無理そうだとほぼ諦めていたものの、どうなるのか全く読めない部分もあり、もしかして…と一部期待を残していた部分もありましたが、シンガポール政府は釘をさすかのように旅行は数年は無理という見解を出しています。
クリスマスも年末年始も例年に比べるとひっそりした雰囲気になるのでしょうか。冬休みももうすぐで、お休み中シンガポール内でどこに行こうか考えていらっしゃるかと思います。
今日は、チャンギ空港からのとてもユニークなホリデープログラムをご案内します。
GLAMPING – グランピング という言葉、初めて知りました。glamorous と camping をくっつけた造語で 2005年イギリスで発祥した言葉だそうです。高級感のあるキャンプの意味で、テントを自分たちでセッティングしなくて良いとか、お洒落なキャンプの意味。こんなアウトドアの楽しみ方があるなんて斬新。
* 一般社団法人日本グランピング協会という組織もあるのですね
こちらの協会による、グランピングとは、の説明が分かりやすかったです。
そのグランピングがジュエルチャンギ空港で体験できる 2020年11月20日~2021年1月3日までの冬休み期間限定宿泊パッケージ。シンガポールの現地校は 11月20日から年明け1月3日まで長期休暇になります。旅行に行けないこの長期休暇、主にシンガポール人のご家族向けに用意したプログラムだと思いますが、もちろんどなたもご利用できます。
■ チャンギ空港によるグランピングパッケージの詳細はこちらをご覧ください
1泊 平日 $320、週末 $360 といいお値段ですが、ジュエルで高級キャンプ宿泊体験ができるなんてコロナ禍だけの一生に一度かもしれません。とても面白そうで私は行ってみたいですが、夫に即答で却下されそうです。
先日、シンガポール航空による機内でのダイニングサービスパッケージがありましたが、あのダイニングも私は夫に話したら、ホテルダイニングのほうがいいでしょと一蹴。その意見には私も同意したのですが、何人かシンガポール人のお友達ご家族、日本人のお友達ご家族で行かれた方がいらっしゃり、皆さん同様にとても良かったと話していました。お写真からもとても楽しそうな様子が分かりました。
グランピングの他に、空港での緊急時発生時対応体験プログラム、消防車に乗り込んだり、消防服を着ての記念撮影もあるとのこと。お子様は 6歳以上から参加可能。こちらもおもしろそう。他にクリスマスリースをつくるワークショップ、空港ターミナルビル内でのドローンワークショップなど。
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旅行ができないなら何ができるのだろう? と出てくるアイデアが素晴らしいです。空港でグランピングもやってしまうのもすごい!今年、航空関連産業はどこの国も厳しいですがシンガポールもほんとうに厳しい状況です。でもこういったプログラムを打ち出したり、前向きに頑張っているので、応援の意味もこめて情報シェアします。ユニークで斬新なアイデアが世界中の空港にも広がりますように。
そしてシンガポール在住の方も、シンガポールに訪れるのを楽しみにしている方も、安全に旅行ができる日が一日も早くやってきますように。
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イラスト提供 Instagram @singapolah