MRT 緑ライン Kembangan 駅から近い戸建て住宅が立ち並ぶ地域。目的の住所を目指して通りを歩いていくと、あっ、ここだぁ!通りからもレトロなコレクション品が見えるお宅があります。
昔懐かしいレトロな物を集め、自宅スペースをアレンジしてプライベートミュージアムをオープンされた Wee’s Collection を訪れました。
1960年代、70年代頃のシンガポールの雑貨店やコーヒーショップなど、レトロなセッティングを用意してイベントや撮影向けにレンタル業をされている Wee’s Collection の David Wee さん、コロナでイベントができなくなったこともあり、レトロなコレクションの品々をプライベートミュージアムとしてオープンして 1ヶ月。
テラスハウスのお庭と車庫スペースを使ってディスプレイされたコレクションの数々は、綺麗にアレンジされていてこだわりを感じる物、国は違っても日本の昭和時代を感じるような物もたくさんあり、懐かしさを感じる空間です。David さんの祖父母の代、ご両親から受け継いだ物など、25年に渡ってコレクションされた物だそうです。
こちらは衣料店のセッティング、写真の方がオーナーの David さん。
こちらは雑貨店のセッティング
MILOの缶がどんな風に使われるのか説明してくれています。
こちらは昔のストリートホーカーで使われていたコピとパンを作る道具ですが、初めて目にしました。
他にもコーヒーショップ、理容院、ストリートホーカーなどお店ごとのセッティングになっていて、David さんが面白おかしく軽快なトークで説明をしてくれます。彼のトークが独特で、トークなしだったらこのミュージアムの魅力は半減してしまうほど David さんを通して古き良きシンガポールの日常風景を感じるようなミニミュージアムツアーになっています。詳細はここではお伝えしませんので、ぜひ実際に訪れてみて下さい。
David さん、お子さんの年齢にもより、小さすぎると分からないのでつまらないかもしれませんが、今の何でもある便利な時代しか知らない子供たちに、古き良き時代がどんな様子だったのかを見て体験してほしいと話していたのが印象的です。お子様と一緒に行かれるのも良いと思います。
また、本業のイベントや写真撮影へのレトロセッティングのレンタル。レトロを背景にご家族での記念撮影、ウェディング撮影に使われる方もいらっしゃるそうです。イベント関連などご相談くださいとのこと。
■ ウェブサイト
ウェブサイトに載っている携帯電話番号に直接 WhatsApp で訪問したいことを伝えればOK、予約必要、訪問希望が多くなっているようです。有料ですが少額 (*金額はウェブサイトへの記載がないのでここではお伝え致しませんが、問い合わせをすれば詳細を教えて下さいます。)
古き良きシンガポールの昔にタイムトリップできます。
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イラスト提供 Instagram @singapolah