増える個性的自動販売機、無人対応機 ~ 国家的AI推進の一環

自動販売機の多い日本からすると、シンガポールに自動販売機が少ないのは意外なようにも感じますが、これまで自動販売機がとても少なかったシンガポールにも、この数年で自動販売機がずいぶん増えてきました。特にこの5年ぐらいのことでしょうか。

 

自動販売機が多い理由の 1つは治安がいいこと、置いていても販売機を壊されずに安全に販売できるのがメリットで、これは日本にもシンガポールにも共通します。シンガポールではこの数年で自動販売機がぐっと増えてきた感がありますが、日本のそれとは一風違うものばかり。

 

サーモンの自動販売機、外からオレンジが見えるフレッシュオレンジジュースの自動販売機などは、数が増え、あちこちで見かけるようになり、すっかりおなじみになりました。高級自動車の販売機もありますね!

 

なかでも一風変わっているこちら。

 

HDB 階下のヴォイドデッキに突如現れるこの自動販売機コーナー

 

こちらの写真は、飲み物の他に、おなじみのお菓子、ポッキー、プリングルス、箱入りの飴、真空パックになっているとうもろこしもありました。

 

同じコーナーにある CHEF IN BOX というこちらの自動販売機

 

CHEF IN BOX は、新鮮な食材のみを使用し、シェフによって調理されたお弁当タイプのインスタント食品。ローカルフード、マレー料理、インド料理、ウェスタン、和食、とさまざまなメニューがあります。

 

製造工場はシンガポールにあり、ISO、HACCPの認定も受けており、ハラル認定もあります。防腐剤、添加物なども使っておらず、一般的なインスタント食品やファーストフードよりも栄養価が高いといった売り文句が特徴で、お仕事やとかく忙しい方向けに、手間のかからない食事のソリューションを提供するというもの。

 

美味しいかどうかはさておき、無人で 24時間営業できること、場所代 (家賃) と人件費が高いシンガポールでは手軽に商品を売ることができ、自動販売機での売り上げがよければ効率の良い販売方法でしょう。この CHEF IN BOX 我が家の近くの HDB にあるのですが、人が買っている様子はほぼ見かけません (笑)

 

記事にするために食べてみようかとも思いましたが、その気にはなれず。一度も試してみたことがないのですが、シンガポール人の友人によると悪くないよ、とのこと。お値段も $4ぐらいからあるので、一度ぐらいは試してみても良いかもしれません。このインスタント食品自動販売機、民間企業が設置していますが、シンガポール政府のサポートにより導入されたもの。

 

シンガポール各地にあるようですので、お近くで試してみてください。(こちらの画像は SHEF IN BOX facebook ページより)

 

コロナになって人との接触を避けるため、今まで以上に、自動販売機、ロボットや機械などによる無人対応、コンタクトレスペイメント、加速しているのを感じます。

 

先日はショッピングモール内で、こんなブースが登場。

 

Work Booth とあり、中には簡易のデスクと椅子がありました。自宅勤務でオンラインミィーティングとなると確かにスペース必要です。カフェやファーストフード店でも良いですが、周りが騒がしくて落ち着かないので、こんなスペースいいかもしれないです。おもしろいアイデアですね。

 

買う人いるのかなー、使う人いるのかなー、の疑問はありますが。まずは導入してやってみる、始めてみて問題点があれば修正しながら進めるという点では良いのかと思います。

 

またシンガポール人は、人懐こい面もありつつ、シャイで人との接触を面倒に感じる面と両方があり、年代による違いもありますが、特に若い方は、自動販売機や無人で人を介さないことに利便さを感じる方もいるようです。年齢が上がるにつれて従来通り対面が良いと思うのはどこの国でも同じでしょうか。

 

シンガポールの場合、自動販売機の導入が増えているというよりも、国家的戦略として Smart Nation をより進めるための AI戦略を国として推し進めているため、自動販売機の他、効率化をより意識した無人対応機が増えたイメージです。コロナで見回りロボットが登場したのも話題となりました。今ある自動販売機や無人対応機械は今後の AI推進のための試験的導入であるに過ぎないでしょう。人を介さないで用事が済むのは味気ない面もありますが、今後どんなものが登場するかも注目していきたいです。

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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