あの世もこの世もお金が必要!~ 金紙店を訪ねて

旧暦7月 ハングリーゴーストについて記事にしました

 

期間中はこうして歩道や道路際にいっぱい紙のお金が散らかります。

お線香や紙のお金は、期間中いつ燃やしても良いのですが、特に夜暗くなってから多くなります。ろうそくやお線香に火を灯し、道路際に置くことで、さまよえる魂たちの道しるべになります。

 

供養に必須なもののひとつ、紙のお金やおふだ。これらは燃やすことで供養になります。お金を燃やすことで、見えない世界の魂(ハングリーゴースト)にお金を送っています。お金があれば食べ物に困らないし、好きな物も買えるし、金銭的に満たされれば、さまよえる魂がこの世にやってきても悪さをしないという考えから。

 

この紙のことを Joss Paper、金紙と呼び、売っているお店のことを Joss Paper Shop / 金紙店と呼びます。HDB 階下やホーカー併設のマーケットなどにお店がよくありますが、Joss Paper についてお聞きするため、先日 Bedok にある金紙店を訪問させてもらいました。

 

Bedok North のマーケットに隣接した一角にある Chye Seng Joss Paper 再成神紙香庄 は 1979年からご家族で商売をされています。現在は2代目オーナーご夫妻と 3代目のお子さん世代で切り盛りされ、訪問した日、オーナー夫人の奥様はお忙しそうだったため、3代目の息子さんが商品の説明などをして下さいました。

 

Chye Seng Joss Papers & Joss Sticks  再成神紙香庄

 

いろいろな商品がありましたが、ハングリーゴースト期間の売れ筋商品は何か聞いてみました。

 

こちらだそうです。紙のお金などがパッケージになっている商品で、予算や用途に応じて金額の違うパッケージのラインナップがいくつもありました。写真はそのうちの一部です。

 

こちらはパッケージ商品の中でもいちばんシンプルなタイプで(3種のみ)、お値段もいちばん安くなります。

 

お金を象徴するもの

 

こちらの黄色い紙はお経が書いてあり、燃やすことでお経を唱えたことになります。

この紙で 元宝 Yuenbao をつくるのが一般的。これは義理両親の家で今年のハングリーゴースト用に折ったもの。

折ってたくさん作ります。

 

お線香もいろいろなデザインがあり、写真では分かりにくいですが、火をつけると 4D用の数字が出てくるタイプも見せてもらいました。

 

他には紙でかたどった『物』何でもあります。スマフォ、家電から家、車など何でもあり。こういった物を燃やして、あの世でも楽しく過ごしてね! という想いがこめられています。

写真は (左上)ビール、(左下)たばこ、(右)ブランドバッグ

 

他にめずらしかったのが船

あの世へ行くために渡る川を渡るのはとても大変なことで、川を渡っている途中に引っ張られたりして無事に渡るのが難しいことから、船を出してスムーズに渡れるようにする意味があるそうです。

 

これらは旧暦 7月以外にも、清明節(春のお墓参り)、お葬式、命日、通常のお参りやお祈りにも使われます。商品のほとんどはマレーシア、台湾から輸入されるとのこと。

 

ろうそくも様々な種類があり、道教、仏教向けには蓮の花をかたどったろうそくなど。宗教を問わずに使える一般的なろうそくは、キリスト教のお客さんも買いに来るよ!とのことでした。

 

Chye Seng Joss Papers & Joss Sticks
再成神紙香庄

Bedok North St 1 Blk 217 #01-51  Singapore 460217

ウェブサイト オンライン販売もされています
facebook ページ

個人でご利用される方は、なかなかいらっしゃらないと思いますが、旧暦7月の祭事は多くの会社でも行いますので、企業向けのご利用などありましたらぜひオンラインからでも。

 

ハングリーゴースト期間に入る直前でお忙しいところご対応頂いたオーナー奥様の Ongさん。

案内をしてくださった息子さん(私よりはずいぶんお若い感じでした。30代前半ぐらいかな…)も一緒に写真にどうぞとお願いしましたが、僕はいいです~と。シンガポール人らしいなと思いました。このような商品あちこちで目にすることはありますが、自分で買うことがないので、お店でじっくり見る機会もほとんどなく、興味深く現地の文化をより理解する良い機会となりました。

 

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