1年先の予定なんだけれど…
プライベートダイニングで頂く広東料理にみんなで行ってみない? と誘われたのは 2019年2月のこと。
いつも個性的なお食事会を主催してくれるお友達、みゆきさんからのお誘い。レストランではなく、オーナーさんが自宅キッチンでお料理をしてくれるの。
一軒家のお部屋を貸し切るプライベートダイニングで予約が常にいっぱい。予約がとれるのは最短でも1年先! 広東料理のコース料理でお値段は 1人 $100。場所はイーストコースト(正確にはシグラップ)
最初に聞いた情報はこんな感じでした。イメージできるような、できないような…?
簡単に行けそうにないし、美味しそうなことは分かった。シークレット感も満載。
誘ってもらったのが 2019年2月
予約の日は1年先の 2020年1月
1年経ったお約束の日が来て、そのプライベートダイニング行ってまいりました。
ご自宅の玄関、ほんとにご自宅! といった雰囲気でした。
教えられた住所を訪ねると、看板があるわけでもなく、まさにご自宅といった雰囲気。一軒家のご自宅。ダイニングルームへ入る前に、1階の外キッチンで準備をしている様子を見させていただきました。
オーナーシェフのサムさん、人柄の良い親しみを感じる方
お話しを伺ってみると料理は好きなだけで趣味でやっている。本業(?)は中国に靴工場を持っていてバレエシューズの製造をしている工場でヨーロッパに輸出しているのだそう。ヴィンテージ家具や陶器のコレクションがお好きなようで、調度品の数々も素晴らしくちょっとしたミュージアムのようです。
夜にお客さんがある時は、朝材料を買いに行ってから、その日ほぼ1日中準備をしているとのこと。魚、肉、野菜などはウェットマーケットで購入。ダシ、味付けとなるのは主に中華薬膳などを使い、素朴ながら深い味わいが特徴的。
お食事の一部
とても丁寧に時間をかけて調理されていて、味はもちろんのこと、出来上がったらご本人が外キッチンからダイニングルームまで運んできてくれ、食材とお料理についての説明をして、話をしながらお肉を切り分けてくれたり。豪華なお食事というよりも、サムさんの飾らない自然体の人柄と、お料理がほんとうに好きなんだなということが誰が見ても分かり、温かみを感じるホスピタリティも美味しさの大きな要素でした。
Lucky House Cantonese Private Kitchen 陶然居
– 詳細は facebook ページより、サムさんに直接連絡をして予約します
– 土日お休み、お客様を受け付けているのは月~金の夜のみ、1日のお客様は最大25人程度です。
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イラスト提供 Instagram @singapolah