2年半ぶりの日本帰国を終えて

1週間の一時帰国はあっという間で、無事シンガポールの自宅に帰っています。

 

2年半ぶりの一時帰国は思っていた以上に感慨深いものがありました。

 

まず両親がとても年老いたこと。父はコロナ以前 2018年に大きく体調を崩して以来、2年おきに入院を繰り返すようになり、コロナ中も入院していたり、つい最近も 2年ぶりの入院から私が帰国する直前に退院したばかりでした。今すぐ大事に至る状況ではなく、入院中の父本人ともやりとりができていたので、すごーく心配するというほどではなかったものの、やっぱり心配でした。特に 2年前の入院の時はコロナ禍真っ最中でしたし、母も父の面会ができなかったり。帰れないことはなかったですが、隔離や諸々の入国制限など渡航も不自由でしたしね。最近は日頃の連絡で声を聞くと、話し方で老いてきたなぁと感じることが多くなっていました。

      

母は元気なものの、それでも確実に年老いていました。今年前半これといった病気ではないのですが、体調を崩して体重が 41kg まで落ちて、父から母がちょっと異常に痩せたと聞いていたものの、声だけだったり、鮮明でないスマフォ画面の動画通話ではこれまでまったく分からず、実際に会って痩せ細った身体を見て驚きました。

 

父は来年 80歳、母は父の 3つ下。両親も私自身も歳を重ね、現実的にやってくる父と母がいなくなった時のこと、家をどうするか…などを話すのも今回の帰国の目的でありました。

 

そうそう久しぶりに実家に帰ったら、廊下、階段、トイレ、洗面、お風呂などあちこちに手すりがついていました。この 2年半帰らなかった間につけてもらった話は聞いていたのですが 1つ ほぉーと思ったことがありました。トイレの扉、手前に引くようになっているのですが、なんかへんだなぁ? と思っていたのです。私は大学を卒業した後、実家を出て暮らしていたので、たくさんの想い出はあっても、今はもう勝手の分からないことばかり。何かへんだなぁと思ったことが何なのかすぐに分かりませんでした。

 

母と話していて、やっぱり何か違ったと分かったのが、トイレの扉。もともとは中に押して開ける開き方だったのですが、押して開けるのではなく、引いて開けるのに付け替えてもらったとのこと。高齢になるとトイレの中で動けなくなって出られなくなったりして、扉を外側に引いて開けるタイプにしている方が安全上良いのだそうです。手すりを付けてもらった時に業者さんにやってもらったと。まさか押す引くが逆になっているとは思わず。感心、なるほどねぇ…。そんな所からも様々な変化を感じました。

 

現実的に先々実家のあれこれを整理していかないといけない、そして実際に進めていく。コロナ中にピアノを引き取ってもらったり整理はすでに少しずつ進んでいるのですが、私が生まれる前からある家なので何せ物が多い…。今回は両親にとっても私にとっても、物理的な整理を進めていくのと共に、気持ちの整理も進めていく。そういう帰国でもありました。

 

そんなこんなで、コロナの 2年半で帰れなかったことだけでなく、何かと懐かしい想いに浸ってばかりの滞在でした。なんだかちょっとしんみり…ですが、帰国は有意義で充実、楽しくて、帰ってこれて良かったと心から思える一時帰国でした。

 

*

           

帰る日。羽田空港に着くと、急に早くシンガポールに帰りたくなってきました。日本が母国であることには変わりないけれど、私の心はやっぱりシンガポールにある、そんなことを感じながら帰路につきました。今でもつい少し前まで日本にいたのが夢のように感じています。

 

 


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