今朝は来年から中学 1年生になる学年向けに、中学校希望校結果発表がありました。
結果発表は SMS で保護者に届きます。朝 9時には発表があるとのことでしたが、起きてすぐ SMS を見たら、今朝 6時10分にはもう届いていてびっくり。
我が家は条件的に第一希望校に入れる可能性は高いと思っていましたが、結果発表があるまでは分かりません。ちょっとドキドキ…でしたが、第一希望の中学校に決まってほっと一安心。寝ていた娘を起こして喜びました。
中学校への入学は、希望校を 6校提出した上で教育省によって振り分けられます。
希望校に入る選考ポイント、一番大きな要素となるのは成績順ですが、上から順にいくと各学校の定員に対して成績下位では多数の生徒が同じポイント (成績) で並ぶことになり、その場合は。
・ シンガポール国籍優先 → PR (永住権) → 外国人の順
・ 志望校の希望順位
・ それでも決まらなければコンピューターによる抽選システム
ポスティングルールについて教育省によって明文化されているものの、他にも姉妹提携校は優先枠があったりと細々した要素も絡み合って、なかなか複雑。
教育省の公式発表では 『8割以上の生徒が第1~3希望校の中学校に配属、9割以上の生徒が第6希望以内に配属されました。』とあります。
More than 80% of students were posted to a secondary school within their first 3 choices, and more than 90% of students were posted to a school within their 6 choices.
■ 2021年12月22日 MOE 教育省オフィシャルリリース
Secondary One Posting Outcomes Under the New Achievement Level System
ということは、約 8割が第3希望校までに入れたのは良いとして、約 2割の生徒にとっては、かなり納得いかない結果となっていることが分かります。
ソーシャルメディアや WhatsApp グループを通して、希望校に入れなかった保護者がアピールをすると言って声を上げ、全体からすると声を上げている方は少数なのでしょうけれど、うちも第4希望だった、うちも厳しい結果だった、といった内容を次々と目にすると、希望通りではなかった少数が浮き上がってしまう格好に。2割、決して少なくない数字に複雑な気持ちにもなりました。
希望通りだった人もそうでない人も、そして卒業学年ではない子ども達も親も、ほとんどの学校行事が中止、オンラインになり、シンガポールの厳しいルールも守りながら、様々な制限がある中で、この2年コロナ禍でこれまで以上に頑張ってきたと感じます。
頑張った分きっとたくさんご褒美があると思います。みなさまクリスマス、年末年始と、穏やかで温かい時間が過ごせますように。
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