民族、言葉、宗教、文化、情熱。
あらゆる「違うもの」が混ざり合う多様の国シンガポール。
毎年 7月21日 シンガポールでは Racial Harmony Day
「民族融和の日」または「民族調和の日」
民族の違いを祝う日。お互いが違うことを祝う日。異なる民族がお互いの違いを認め合い、共に仲良く暮らすことをお祝いする日、感謝する日。多民族国家シンガポールらしい日です。
祝日ではありませんが、学校を始め、地域や様々な団体、コミュニティなどで 7月21日前後に Racial Harmony の行事、イベントなどがあります。学校、保育園、幼稚園では民族衣装を着て登校したりするので、それでご存じの方もいらっしゃると思います。
Regardless of race, language or religion. 「民族、言葉、宗教の違いにかかわらず (共存する社会をつくる)」 とはシンガポールのあらゆる原点、原則、約束であり、違うことによって生まれる一体感がシンガポール最大のエネルギー源であり、シンガポール最大の魅力でもあります。
シンガポールで暮らしていると、違いがあることが当たり前で、多民族社会が存在することが当たり前のように感じることもありますが、シンガポールがなぜ多民族国家、多民族社会なのかは、「多民族国家をつくる」信念のもとに国づくりをしているからです。偶然、自然に出来上がっているのではなく、多くの人の働きかけがあって、つくられています。
世界で最も調和的な多民族国家を実現している国のひとつがシンガポール。
民族、言葉、宗教、文化、情熱。
常識も、考え方も、価値観も。
そのあらゆる「違うもの」は、それぞれ色が違う原色のようでもあり、時に美しいグラデーションを描いたり、混ざり合って想像もしなかった色が出来上がったり、まるで文化が生み出すアートのような美しいもの。
Racial Harmony Day によせて、多様から学ぶことについて話す時間をつくり、違うものが混ざり合う楽しさを感じられる時間をつくります。
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