シンガポール北東部、セレター地域 ~ おすすめヘリテイジスポット

シンガポール北東部、セレター地域に行くなら目指すのは Seletar Aerospace Park とご紹介しました。小さなお子様と一緒だと、Aerospace Park 内でお散歩して、プレイグラウンドで遊んで、美味しい物を食べて。ここだけで充分満喫できます。

 

* Seletar Aerospace Park についての記事はこちら

 

それとは別に、セレター地域の歴史を感じるヘリテイジスポットがいくつかあります。こちらはご夫婦やお友達どうしなど大人の方におすすめ。

 

旧イギリス空軍ゲート

 

旧イギリス空軍エリアに入るためのゲートと守衛所が残っています。ここがセレターへの入口とも言えます。

 

この守衛所の建物は  1 Piccadilly Circus と 2 Piccadilly Circus (住所も同じ) で、守衛所の建物に住所を示すプレートが残っています。

 

ゲート脇にはナショナルヘリテージボードによるマーカーもあります。

 

ナショナルヘリテージボードによるマーカーともう 1つ、すぐ隣に白い石碑があります。これは 1971年に英空軍がシンガポールから撤退してから 42年後に記念碑として置かれたもの。英空軍が使っていた建物の白い石を使った石碑は、この地で多くの英空軍兵士の方々が任務についたことを記す記念碑。

 

Piccadilly Circus

 

ゲートがある場所が円型交差点 ラウンドアバウトになっていて、Piccadilly Circus と名づけられています。本国ロンドンの Piccadilly Circus と言えば、渋谷のスクランブル交差点のような繁華街の中心部。セレターに空軍隊員として着任した兵士とそのご家族は、遠く離れたイギリスの地から、シンガポールの地へはるばるやってきたわけです。当時東南アジアしかもシンガポールなど未知の世界でしょう。季節もまったく違う熱帯、ジャングルのような場所だったと思います。

 

Piccadilly Circus 円型交差点

 

Piccadilly Circus から Aerospace Park にまっすぐ繋がる一本道は Piccadilly、 またセレター地域は Brompton, Sussex, Hyde Park など、イギリスの地名が数多くあります。移動には船を使っていた時代、そう簡単に帰ることもできません。通信手段も限られた中、遠く故郷を想い、新天地に故郷を再現しようとイギリスの地名をつけたことが分かります。

 

道の名前の表示を見ると、厳しい時代、遠い故郷の地を想いつつ、南国の地で暮らした方々がどんな想いだったのかを想像するだけでも胸がきゅーっとなります。

 

Hampstead Wetlands Park

 

Aerospace Park を出て隣接した一角に湿地帯があります。Hampstead Wetlands Park と名づけられ、NParks によって公園として整備されたのはこの 2年ほどのことで、綺麗になったばかり。以前は名もない荒れ果てた沼のような池でしたが、手つかずの自然を感じる場所で、以前からこの湿地帯に野鳥を撮影しに来る方がちらほらいるのをよく見かけました。

 

かなり荒れた状態だったのと、開発地域なこともあって、私はそのうち埋め立てられて池はなくなってしまうのではないかと心配していましたが、公園となり見違えるように綺麗になって生まれ変わりました。

 

今の Hampstead Wetlands Park (整備されてオープンしたのは 2020年になってから) 池一面に睡蓮が広がり、青空でお天気の良い日は美しい景観です。

 

野鳥の撮影に来ている方がたくさんいました。

 

2018年に撮った同じ場所。2年前は名もない池で荒れていました。1つ前の写真で 柵ができたのが分かりますが、以前は柵もなく歩道からすぐ池の淵でした。

 

見ごたえのあるヘリテイジツリーとバンガローが残る一画

 

Hampstead Wetlands Park のすぐ脇 Baker Street と Old Birdcage Walk にはさまれた一画に、趣きのあるコロニアルバンガローがいくつか残っていて、バンガローに囲まれるようにある裏庭にあるのが巨大なレインツリー。ヘリテイジツリーとして登録されています。

 

ものすごい生命力を感じるレインツリー、うまく写真に収まらないほどの大きさ。これはパノラマで撮っています。

 

ノーマルモードで撮ったもの

 

時が止まったままのような古い鉄棒が残っています。後ろに写っている建物には 1932の文字が入っていて約90年の年月が経っていることが分かります。傷んでいますが、建物自体はしっかりしていてそこまで古いようにも見えず。今は使われていませんが、将来的に飲食店やオフィス向けにリースするものと思われます。

 

この一画は蚊が多いのでご注意ください。

 

カンポンコーヒーショップ

 

トタンづくりのカンポンスタイルで営業している古いコーヒーショップがあります。営業年数ではもっと古い老舗のコーヒーショップは街中にいくつか残っていますが、このようなカンポンスタイルで営業するコーヒーショップは、ウビン島に残る他、シンガポールでももうほとんどありません。ここが最後の 1軒かどうか正確には分かりませんが、希少なことは間違いないです。

 

中は撮影禁止なのでご注意ください。外観は写真に撮れます。

 

BOH GEH はお店の愛称。Boh は、ないの意味、 Geh は歯の意味、歯がないおじさんのコーヒー店といった意味です。

 

 

Boh Geh Uncle Canteen
398 Piccadilly
月 – 金 朝6時~13時半まで

 

変わりゆくセレター

 

Piccadilly 沿いのまっすぐの一本道。この一帯は広い空き地で、シンガポール軍の基地に隣接していることもあり、何~にもなく緑が広がっていますが、ここも公園として整備されるようで道路に沿って壁ができています。

 

この写真は、壁がない場所がいくつかあってそこから撮っています。

 

新しく公園ができたら、以前の何もない景色でさえ忘れてしまいそう。この景色、眼にやきつけ、記録のためにもここに残しておきます。

 

*

 

中心部からはちょっと遠くなかなか足が向きにくいエリアですが、一度行ったら何度も行ってみたくなるセレター地域。度々出かけてみてほしいエリアです。

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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