シンガポールのアイコンの 1つとしてすっかり定着し、広く知られている ドラゴンプレイグラウンド。行ったことがない方も写真やイラストでご存じだと思います。
トアパヨのドラゴンプレイグラウンドがいちばん代表的でよく知られていますが、これらは 1970年代~90年初めにかけて作られました。その後、世界的に安価でより安全な素材のものが主流となり、作られなくなりました。
タイルづくりの古いプレイグラウンド、数少なくなりましたが残っているものを見に行ってきました。11月に入ってからこの 2週間で行ってきたので、7ヶ所まとめてお届けします。
28 Lor 6 Toa Payoh
(ほとんどの情報がブロック 28になっていますが、ブロック 28はすでになくなっており、今あるブロックは 29。ただ 28で地図を検索するとドラゴンプレイグラウンドの場所が出てきます。)
1979年に作られ、残っている古いプレイグラウンドの中でも一番愛されているドラゴン。作られた当時からの地面が砂のままで残されています。
570 Ang Mo Kio Ave 3
トアパヨのドラゴンほど大きくありませんが、トアパヨのものと同じ初期のデザイン。色が変わるだけで雰囲気がずいぶん違いますね。
57 Pipit Road
先の2つ、大きなドラゴンに比べ小さめでベイビードラゴンと呼ばれています。赤ちゃんぽくてほんとに可愛い!地面がラバーマットになって長いのだと思いますが、とても古い写真を見ると地が砂になっています。
★ ローカル色がとても濃いおすすめのサーキットロードホーカーのすぐそば。ホーカーにも寄って下さいね。(記事はこちら)
623 Elias Road (Elias Mall裏手)
サンパンと呼ばれるこのボート、クラークキー辺りのシンガポールリバーで見かけますね。シンガポールリバーで貿易が盛んに行われていた植民地時代に使われていたボート。海外から荷物を積んできた大きな船は沖に停泊、貨物船は幅の狭い川には入ってこれないため、シンガポール川沿いの倉庫 (今のクラークキーやボートキーの川沿いの飲食店街) からサンパンボートに荷物を積んだり降ろして運搬していました。
858 Tampines Ave 5 (タンピネスハブのすぐ向かいのブロックにあります。)
すいか!
すいかの真ん中が滑り台になっています
頑丈なガラスづくりにも感心します
マンゴスティン
フルーツがこんなにもかわいい遊具になるなんて、見ているだけでもほっこり。
Bishan Street 13 (Bishan バスインターチェンジすぐ脇)
古い遊園地にありそうなデザイン。後ろのピンクの三角屋根はバスインターチェンジの建物なのですが、遊具とマッチしています。
時計の裏側が滑り台になっています
Woodlands St 81, Fu Shan Garden
恐竜がテーマの公園
こちらは同じ公園内に新しく作られた恐竜で、木製!
夫と娘と一緒に行った場所もあり、パパが懐かしいと思うドラゴンに上がって、親子 2代で遊ぶ姿がなんとも言えない微笑ましさでした。古い HDB ブロックの中にあるものが多く、この 7ヶ所のうちいつなくなってもおかしくないような所もあり、これからの 10年でいくつ残るのか…。どこもそれぞれに違う良さがあって良かったです。
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イラスト提供 Instagram @singapolah