【イベントご案内】イスラエルとパレスチナの歴史から学ぶ、多民族の対立と共存について

シンガポールで生活すると、様々な人種の人がいることを感じ、街を歩けば中華系の寺院、モスク、ヒンズー寺院が肩を並べるようにあちこちに点在し、異なる民族の文化を反映した民族色の濃い街並みと人々の日常生活を垣間見て、異文化がダイナミックに心地よく混ざり合うのを感じることでしょう。

しかし、この多文化共生社会は当たり前に存在するものではなく、人々の日々の心がけの積み重ねや知られざる努力があって成り立っています。最近ではアメリカで黒人差別問題から起きた黒人の死亡事件を発端として世界に広がった黒人の人権を訴える暴動、デモ、宗教や民族の違いによる人間の対立は昔も今も絶えず、ちょっとした対立によってあっという間に壊れてしまう、はかないものなのです。

Racial Harmony Day も、民族間の対立の歴史に由来しており、対立による暴動で死者が出たことからこのような悲劇はあってはならないもの、対立ではなく違いを尊重し共存しようという考えのもとに制定された日です。

異なる人どうしが互いに尊重し合う社会の実現は、1人1人が少しの意識をすることで変わります。 私たちは今、多様な価値観、個々の違いを認める時代に生きています。異なる人どうしはどうやったら仲良く暮らすことができるのかお互いの背景から学び、体感ワークを通して一緒に考える時間を過ごしてみませんか。

このワークショップでは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地であるイスラエルとパレスチナの歴史を紐解き、ワークを通して異文化の対立と共生を体感します。

レベル：初級〜中級

【こんな方におすすめ】

– 異文化共生、多民族文化について関心のある方
– 異なる人が仲良く暮らす社会の実現や平和について考えてみたい方、関心をお持ちの方
– 宗教の歴史にご興味のある方
– イスラエル、パレスチナ問題について理解を深めたい方

上記以外、どんな方も歓迎です。

【日程】

2020年7月31日（金）*シンガポールは祝日
シンガポール時間　10時～13時半
日本時間　　　　　11時～14時半

★オンライン開催ですので世界のどこからでもご参加頂けます
お申し込みの方にzoomアドレスをご連絡いたします。

ご参加人数最大12～15名まで予定しております。

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当日の予定（シンガポール時間）
09:45 zoom 接続テスト開始、不安な方は早めにお入りください。
10:00 チェックイン
10:30 レクチャー開始（途中休憩あり）
12:00 体感ワーク開始
13:00 終了予定（延びることがあります）
13:30 完全終了

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【参加費】

シンガポールドル $50
日本円　　　　 4000円

＊日本では通常5000円で行われている講座ですが、今回に限り特別価格での開催となります。

【お申込みについて】

– シンガポールドルでお支払いの方 → こちらのイベントページよりお申し込みください。

– 日本円でお支払いの方 → こちらのイベントページよりお申し込みください。

その他ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
企画、問い合わせ先：中澤めぐみ singaporestyle.megumi@gmail.com

【講師のご紹介】

よしざわ ひとみ さん

ひとみコーチングオフィス代表。『リーダーのための歴史教室』主宰。「歴史からリーダーシップを共に考える」という個性的なアプローチ、視点で歴史を通したリーダーのための教養講座を開催。

また、組織の中の『チーム感』を熟成するコーチングを提供。

良いチームとは何でしょうか？ ひとつに、他者受容性が高いチームが挙げられます。そこで、これから先さらにグローバル化する地球上で、他者理解を促すために、世界史を平和という観点から見る機会を提供されています。ただ一方通行の講座ではなく、対話からリーダーシップの幅を引き出し、成長を支援しています。

お名前が漢字で「史実」と書いて、ひとみと読むことから、歴史、史実を伝える事への使命にも通じ、コーチングと歴史を通じて、個性的な学びを提供されています。

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【受講者の声】

● 短期間でポイントを抑えることが出来ました、これまでは、知識がないため、中東問題を怖いと一言で片付け、避けてきたところがあります。これからは、見方が変わりそうです。知ることの大切さを実感しました。貴重な体験をありがとうございました。

● 宗教や歴史は、最初から苦手分野だったので、自分の知識が「ほぼゼロ」からのスタートであり、教えていただいた事が「初耳」ばかりでしたから、まるで子供の頃に何かを初めて知る経験のように、すべてが私の新たな知識になったから。 また、飽きさせない語り口調も素晴らしいと思った。

● 難しいテーマがわかりやすく、シンプルに説明されており、理解が深まったこと。体感ワークを通じて、状況の複雑さや解決の難しさについて腹落ちしたこと。自由に質問できる場で、参加者が遠慮せずにいろいろ聞けたこと。

● 何となく知っていることが常識そうな問題。でも本当のところよくわかっていない、今更聞けない、というモヤモヤを解消できる機会でした。複雑な話もわかりやすく説明してもらえたので、概要がすっと入って来ました。