マレーシア・イポーで味わう地元ならではのローカルフード食べ歩き(1)

6月2週目の週末、2泊でマレーシア、イポーへ小旅行に行ってきました。

 

5月末にシンガポール国籍を取得したことで、前後期間はパスポートが使えず。ICA シンガポール移民局からも一次承認が出た時点で、向こう 3ヶ月ほどは海外渡航の計画をしないようにアナウンスされています。(実際のところ渡航できない期間は 2週間ぐらいで、余裕を見て長く見積もっても 1ヶ月といったところですが、国籍が入れ替わるタイミングでよっぽど急な用件以外はシンガポールにいるのが賢明。) そんな訳で 6月のローカル校長期休暇中もシンガポールで過ごす予定でした。

 

その予定でしたが、国籍取得後 1週間であっという間にシンガポールパスポートができたので、夫がバタムかビンタン、どこか近くに行く? と。ビンタンは嫌だ~と言ったのは娘。ビンタンに行って帰ってきたばかりの娘の仲良しの友達から、つまらなかったと聞いたみたい😅 たしかに、中学生ともなるとビンタンのホテルでのんびりしてプールで泳いでっていうのは、もう少し小さいお子さんと一緒のご家族向けかも。家族 3人それぞれの予定を考えて、とれる日程は 2泊。あれこれ話し合ってマレーシアのイポーへ行くことになりました。

 

そうそう。イポーってどこ? と割と多くの方に聞かれたので、イポーはどこ?から。マレーシア北部ペラ州の州都イポー。KL より北、ペナンより南。シンガポールから 550km 程なので、ちょうど東京 – 大阪間ぐらいです。シンガポールからは LCC で直行便があります。我が家はスクートで飛びました。ペラ出身のマレーシア人で、シンガポール在住の方はとても多く、シンガポールからマレーシアの地元に帰る時は、シンガポールから運転して行く方も割といらっしゃいます。

 

イポーは美食の街、ローカルフードが美味しいことで有名です。2泊で食べたいもの全部は食べきれなかったのですが、食べ歩きを満喫してきたので、イポーのローカルフードについて記録します。

 

チキンライスともやし

 

イポーの中心地はコンパクトで小さな街。イポーだけに旅するというより、経由地だったり、ゲンティンハイランド、KL、ペナンなど近郊の観光地と組み合わせて旅するケースも多く、イポーは食事と休憩だけで通過とか 1泊しかしない方も多いはず。もし短時間の滞在でもイポーに行ったらこれだけは Must Try! なローカルフードがチキンライスともやし。

 

有名店がたくさんある中でその中の 1つに行きました。老黄 LOU WONG 黄色と大きな文字の看板がインパクト大。

 

滞在中何度か前を通りましたが、いつもお客さんが並んでいました。でもテーブルの数が多くて回転も速いので 15~30分も待てば入れます。我が家が行った時も、長く待つようかな~? と思ったものの 10分程で座れました。

 

もやしが美味しい~。チキンライスよりもやしの美味しさに感動します。

 

イポーホーファン

 

ホーファン(河粉) はお米でできた平たい麺で、シンガポールでも庶民的なローカルフードですが、ホーファンだけでなくローカルフード全般的にシンガポールよりもマレーシアの方が美味しいです。ホーファン他、中華の美味しいお店が多数ある中で今回トライしたのが月見ホーファン。生卵を落としたホーファンで中国語のメニュー名は “福建炒月光河”。最初に生卵をかき混ぜてから食べます。

 

ここでも、もやしをオーダーしました!

 

もやしや豆腐は、イポーの綺麗な湧水を使って作られることで美味しいと有名です。ぷりっぷりで太いしっかりとしたもやし、しゃきしゃき歯ごたえもよいのに、柔らかさもあって、家庭的でほっとする美味しさ。ただのもやしなんだけどね、ただのもやしにぐわーっと掴まれますょ。麵みたいと言ったら言い過ぎだけれど、それぐらい美味しいもやし。

 

最初の晩、先に書いたチキンライスともやし、翌日の夕飯がこちらのホーファンともやし。3日目は帰りが夕方の便だったので、お昼過ぎまでカフェに行ったりしてのんびり過ごしたのですが、願わくば帰る前に、パスタに見立てたもやしだけでお昼を食べて帰りたいと思ったほど。結局違うものを食べたので、もやしパスタは私の脳内妄想だけで終わっちゃいましたけどね。

 

徳記 TUCK KEE・先に書いたチキンライスの有名店のすぐ近く。

 

もやしはシンガポールでもマレーシアでも tauge タウゲーと呼ぶのが一般的。エコノミーライスで、おかずにもやしを頼むときなど “タウゲー” と言ってみてね。

 

飲茶

 

イポーは住民の 7割が中華系で、華人、マレー系、インド系の割合がシンガポールとほぼ同じ。マレーシアの他の地域に比べて中華系ローカルフードが美味しいのもそのためです。さらに華人の中でも広東系の方が多いのが特徴。中華系のお店や料理店で聞こえてくるのはほとんど広東語です。広東料理は美味しいものがいろいろありますが、代表的、庶民的広東料理と言えば飲茶。

 

これ以外にももっといろいろ食べたけど!

 

トレーに並べられて、いろいろな飲茶料理が次々とテーブルに回ってきました。

         

シンガポールで飲茶、家族 3人で行ったら $100じゃ収まらないと思いますが、美味しくてお腹にもお財布にも優しいのが嬉しい。シンガポールドル 1人 $20 ぐらいでたっぷり食べられます。

 

明閣 Ming Court Dim Sum

 

これで 2泊3日で楽しんだイポーローカルフードの半分ぐらい。もう少しあるので次回後半に続けます。

 

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