チャンギビーチ ~ 干潮時に出会うめずらしい海の生き物たち

うわぁぁ、見て見て! いっぱいいるよ~、ここにも、あそこにも!

 

初めて行った海辺の干潮ウォーク、日が沈む前のチャンギビーチでめずらしい海の生き物をたくさん見ることができました。

 

 

シンガポール人の友達が家族でよく干潮ウォークに行っているのを見て、聞いてみると、干潮の時に行けば何かしら見れるから行ってみて、と聞いたのはかれこれ 1年ぐらい前。そのうち行こう行こうと思っていたのですが、ようやく行けました。

 

その友達に聞いてみても良かったのですが、自分で調べてみようと思い、まずは潮の時間を見るサイト探しから。英語で Singapore, tide などのキーワードで探すといろいろなサイトが出てきますが、いちばん見やすかったのがこちら。

 

wisuki.com という世界中の海に関する風や潮のデータを見ることができるサイト。多言語サイトですが日本語はありません。プライベートで船に乗ったり、マリンスポーツ、海釣りなどをする方向けでしょうか。マニアックなデータですが、世界地図から海のデータを見ることができたりして、旅するような気持ちになってわくわくします。

 

そのサイトでチャンギビーチのデータをチェック
* 画像をクリックでチャンギビーチのデータに飛びます

 

1ヶ月先までの毎日の干潮満潮時間、海面の高さなどデータが揃っているので、干潮で、かつ海面の高さが 0mに近い日を選んで出かけます。この表でいくと 11月8日 19:44 0m , 11月9日 20:34 0.1m となっていますが、この時間帯だと日が落ちて暗いのでビーチ歩きには向きません。我が家は日曜日の夕方行ったのですが 11月7日は 19時 0m というデータになっていて 18時半頃から 30分ぐらいの短い時間帯、日が沈んで暗くなるまで見て歩きました。

 

出かける日の昼間、娘にイソギンチャクやヒトデの写真を見せて、ビーチでこういう海の生き物が見れるみたいだけれど行ってみる? と聞くと、見たくない! と即答。笑。 しばらく時間を置いて違うアプローチ。さ、ビーチに海の生物を見に行くよ! と言うと OK! その時の気分とかもあるのでしょうね。海の生物が見られるのかどうか夫も懐疑的。私も初めてなので、何とも言えずどうなるのか分からない中、何も見れなかったらご飯食べて帰ってくればいいじゃない~、と出かけました。

 

ビーチに沿って泥のようになっているところを歩くと。

 

うわぁー、いっぱいいる! このピンクと黄色のシマシマナマコ。

このナマコ、踏んでしまいそうなぐらい、いっぱいいました。後で行ってきたよの報告と合わせて友達に聞いたら Pink sea cucumber, Pink warty sea cucumber というそうで、ナマコの仲間のようです。触角のようなものがあって動いていました。

 

他にもいっぱいいたのがこちら。名前は分からずですが、これもナマコの仲間なのでしょうか? ご存じの方いらしたら教えてください。

 

夫がカブトガニを見つけました! カブトガニはスンゲイブロウでも何度か見たことがあり、シンガポールに生息しているのは知っていましたがビーチに生息しているとは知りませんでした。

 

小さなカニや動いている貝も見ましたが、薄暗くなってうまく写真にとれず。先の写真はどれもスマフォでライトを当てて撮りました。

 

日没前であっという間に暗くなってしまい、ちょっとの時間でしたが、めずらしい海の生き物たちに出会うことができて楽しかったです。夕方よりもだんだん明るくなる早朝、昼間の干潮を目指して行った方が良さそうで、次は早朝の干潮ウォークに行ってみたいです。イソギンチャク、ヒトデ、ヤドカリ、カニ大きいのも小さいのも! 珊瑚… もっともっといろいろな生物が見られるようです。

 

娘が最初に行きたくない! と言ったように、シンガポール育ちの都会っ子は行きたがらなかったりするかもしれませんが、子どもたちには野生の生物を見られるいい体験ですね。大人も楽しめました。

 

【 場所 】
チャンギビレッジから東へ更に空港寄り Nicoll Drive 沿いのビーチ。Changi Beach Carpark 2〜4 辺り一帯のビーチ。岩場は藻が生えていて滑りやすいのでくれぐれもお気を付けください。最初に岩の近くを歩いていたところ、滑るからそっちへ行ったらダメだとおじさんが優しく注意してくれました。

 

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