サガの実 ~ 幸せな気持ちを運んでくれる真っ赤な実

サガの実  

 

熱帯アジア地域に自生するマメ科の植物。豆が熟すと表面がツヤツヤした真っ赤な実になり、植物とは思えないような綺麗な実をつけます。

 

ラブシードとも呼ばれ、サガの実を 100個 とか 1000個 拾って集めると好きな人への想いが実ると言われたり。

 

日本ではナンバンアカアズキ、中国語では相思樹、相思豆と呼ばれ、その鮮やかな赤の美しさから愛が実ったり、願いが叶うと連想されるのはどこの国でも同じなのでしょう。

 

 

シンガポール人で 40代以上ぐらいの方だと、小さい頃によくサガの実を拾って集めて遊んだ、懐かしいなぁ、と話される方が多いです。

 

サガの木、割とあちこちで見かけます。歩いていると土の地面やアスファルトに真っ赤な粒々がよく映えるので、見つけると思わず止まって拾ってしまうのです。

 

もうたくさん拾い集めて、これ以上増えたら困るので要らないと思いつつも、ついつい拾いたくなってしまうのは、サガの実の綺麗な赤い色と可愛らしい小粒が、幸せな気持ちにさせてくれるからだと思います。

 

 

サガの実はその昔、重さを量る分銅としても使われ、実が4粒で 1グラムとして使われていました。デジタルのキッチンスケールに実を 4粒置いて測ると本当に 1グラムになります。

 

真っ赤になる前のサガの実。 豆そのもの。

 

さやがパリパリになるぐらいに枯れると、くるくるっと丸まった形になり、実がかろうじて枯れたさやにくっついていたり、はじけ落ちてきます。枯れた枝ごと落ちていることも多いです。

 

実に穴を開けて加工してアクセサリーにされる方や、綺麗なガラスの容器に入れてご自宅でインテリアとして飾っているお友達もいます。我が家はリビングにも置いてありますが、私はお財布の中にも 2粒入れています。

 

サガの木があることで有名なのは、フォートカンニングパーク、セントアンドリュース教会、ボタニックガーデンなど。ただよく知られている場所はお掃除で掃いたりされてなくなってしまうので、散歩の途中に偶然見つかると一番理想的! あちこち歩いていると割と見つかったりします。ガラスの花瓶につめたりして想いのままに。シンガポール生活の良い想い出になります。

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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