旅行ができない今年。先週シンガポール政府は、停滞する観光業を活性化するため、ステイケーションやシンガポールの魅力再発見の機会となるよう ”Singapoliday” と名づけた国内向け観光キャンペーンを打ち出しました。
日本でも Go To キャンペーンについて是非が問われていますが、制限がありながらも工夫して動く時期に入っていますし、個々の状況によって判断、選択し、外出キャンペーンをうまく活用できると良いのではと思います。
当ブログからも、普段はなかなか行かない郊外へのお出かけ先、散策ルートをご紹介していきたいと思います。
Changi Coastal Walk / Changi Beach
シンガポールいちの海岸線と言えばイーストコースト。イーストコーストはチャンギ空港から続き、シンガポールの玄関口とも言える海岸線。開放的で明るくお洒落なイメージのイーストコーストに対して、チャンギビーチは同じ東部でも北側の海岸線になると、ぐっと穏やかで、のどかな雰囲気になり、ゆったりとした心地よい Kampong の空気を感じます。(Kampong はマレー語で田舎、村といった意味)
スタート地点はチャンギビレッジ。ここから海岸線を見ながら歩ける専用の歩道があり、行き止まりまで片道約 2km、往復 4km を歩く Changi Coastal Walk
チャンギフェリー乗り場(Changi Point Ferry Terminal)の裏手にまわると歩道があります。ここのフェリー乗り場からはバムボートでウビン島に渡れます。
Changi Coastal Walk スタート地点
ここから海沿いに 1本道なので迷うこともありません
割と木があって木陰になっている所もあるので暑さもそんなに気にならず。でもお水と軽食は持っていた方がよいです。
NParks(国立公園局による)地図
■ NParks による Changi Coastal Walk オフィシャルガイドページはこちら(PDF 4ページになっています)
1本道ですが、オプションは2つ
1) チャンギビレッジ側のスタート地点から 海岸線を西へ歩いて終点まで行ったら、そのまま元来た道をチャンギビレッジまで戻り、チャンギビレッジで休憩する。
2) 同じくチャンギビレッジからスタートして 海岸線を西へ歩いて終点まで行ったら、地図の ④と⑤ の間から、Netheravon Road へ抜け、Netheravon Road にあるお洒落なレストラン Coastal Settlement に行く。
* Coastal Settlement とチャンギビレッジの美味しいものについては、フード関連として別記事にしてまとめます。
先日は朝9時ごろ歩いたのですが、朝陽がのぼる時間帯(6時40分過ぎぐらいから)の景色も抜群。早朝にチャンギビレッジまで行く機会は作らないと、ないと思いますが、シンガポール滞在中にがんばってトライするのもよいかも!
朝陽の写真は 2018年5月
■ Inscription Of The Island(手の形をしたオブジェ)
チャンギビレッジホーカーとフェリー乗り場の裏手にある橋を渡って、チャンギビーチパークの方へ渡ると、島のようになったエリアにはプレイグラウンドがあり、そのいちばん西側の端には手の形をしたオブジェがあります。
この手のオブジェ どこかで見たことある気がしませんか? シンガポール人アーティストで Lim Soo Ngeeさんによるこの作品は、SAM シンガポールアートミュージアムの前にも同じ作品があります。(SAMの作品の方が先にできました) SAMは現在大規模改修工事中。
Changi Coastal Walk 往復 4km程と長すぎず、短すぎず、海辺を気持ちよく歩くことができます。チャンギビーチパークとチャンギの美味しいものについては、別記事でご紹介します。
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イラスト提供 Instagram @singapolah