1942年2月15日 シンガポール陥落から79年 ~ 在星日本人が知っておきたいシンガポールの歴史

1942年2月15日 日本軍によるシンガポール陥落から 今日で79年。

 

この日から戦争が終結する1945年8月までの約3年半、シンガポールは日本軍の占領下におかれました。シンガポールは昭南島と名前を変え、日本軍によって行われた虐殺、理不尽な抑圧、支配によってシンガポールの人々が苦しめられたことは、在星日本人として知っておきたい歴史です。

 

日本では戦争の歴史を振り返る時、戦争終結の 1945年から数えて今年は「戦後76年」ですが、シンガポールでは 1942年2月 から数えて「あの戦争から79年」と捉えます。

 

日本軍による侵略の歴史を教訓として、シンガポールの土地をもう誰にも渡さない、誰にも支配させないという想いから、毎年 2月15日は TOTAL DEFENCE DAY (国防の日)

 

平和が当たり前にあるものではないことを再確認し、平和な社会は一人一人の日々の行動と意識からつくられることを再確認する日です。

 

英連合軍と日本軍による降伏調印が行われた 1942年2月15日 18時20分

 

毎年 2月15日の18時20分  シンガポール中にサイレンが鳴り響きます。

 

シンガポールと日本が良好な関係にあり、シンガポールで安全な暮らしができるのは、多くの人々の努力によってつくりあげられた貴重なものであることに今一度想いを馳せ、今日の夕刻 18時20分サイレン音に耳を傾けてみてください。

 

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英連合軍と日本軍との降伏交渉が行われたブキティマのフォード工場。交渉が行われたその部屋は今も残されていて見学することができます。

 

時計は降伏調印が行われた 18時20分 を指しています

 

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イラスト提供 Instagram @singapolah

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