ローカルフード天国ペナン。美味しいローカルフードが勢ぞろい、切実に胃がもっとあったらいいのにと思うぐらい、次は何を食べようかと考えるだけでワクワクします。
シンガポールも食べ物は美味しいですが、シンガポールとペナンの違いは何かと言いえば、シンガポールはローカルフードを中心に、それ以外のインターナショナルな選択肢、シーン別に応じた選択肢が幅広いこと。シンガポールだとローカルフードやホーカーのような雑多な環境が苦手な方でも、カフェ、ホテル、洋食の選択肢、予算の幅も豊富です。和食もエコノミーな価格帯から高級までじつに幅広くあるのが特徴なのは皆さまご存じの通り。
ペナンはほぼローカルフード一択!他に選択肢がないわけではなく、もちろんありますが、ある程度の金額を出してこれならローカルフードの方がいいなというのが大多数でしょう。シンガポール同様、かわいいカフェ、お洒落なカフェは増えています。
ですのでシンガポールのようなローカルフード、ホーカーフードがお好きな方でないとペナンの旅行は半減してしまいます。それから小さなお子さんとご一緒だと行ける場所、食べられるものがかなり限られてしまうので、どちらかと言うと大人向けの旅先です。我が家、娘は 3歳ごろからペナンに来ていますが、小さい頃ストリートフードは行けなかったですし、夫の家族と一緒に 10人ぐらいで来たこともあるのですが、娘が小さい時は一緒に行動するのが難しく我が家だけホテルで過ごし、みんながローカルフードを楽しんでいるのを見て、いいなぁ、いいなぁ~と思ったこともありました。
今、娘が中学生になって感じるのは、ローカルフードの楽しみの幅が格段に変わったこと。行ける場所も食べられるものも大きく変わりました。数年おきにペナンへ旅しに来るとそれを実感します。
娘と食べたいもの、行きたいお店リストをつくって、その中でも私がいちばん行きたかったのがペナンの伝統的コーヒーショップ Toh Soon Cafe 多春咖啡。到着した翌朝の朝ごはんに行くことができました。
開店 1時間後ぐらいにお店に着くともう賑わっています。すでに何組か待っていましたが、少し待てば入れそうだったので待つことに。
待つところからワクワク。隣のショップハウスとの壁に沿った通路にある縦に細長いお店が独特。待っている間に撮ったのがこちら。
しばらく待って回ってきた席はなんと調理台の真ん前! どっきゅーん 笑 笑
縦に細長く、裏口から次の通りに抜けられるようになっているのですが、このお店どこに座るかで見え方もずいぶん違って、印象も少しずつ違いそう。
オーダーして待っている間にたくさん撮らせてもらいました。コピをつくっている姿、炭火でパンを焼いている姿。
この光景を見て、ここに来れたことだけでも、もう気持ちがいっぱいになりそうでしたが、食べ物が運ばれてきてさらにハッピーに。
コピは飲みかけで汚れているのではなく、これで運ばれてきました。古いコーヒーショップの伝統はこれ! 溢れるほど淹れましたというおもてなしの意味なのです。
サイズ感が分かりにくいかもしれませんが、おにぎりよりも少し小さいぐらいの一口サイズが嬉しいナシレマ。
炭火で焼いたトーストはオリジナルの海南トーストと黒ゴマトースト。炭火の香りがふわっとして芳ばしいトースト。娘がとても気に入って帰るまでにもう 1回行きたいと話しています。
他にもコーヒー、チョコレートのパンもあり、トーストかスチームか選べます。
最後にお店のおばちゃんをテーブルに呼んでお会計してもらいます。夫が中国語で炭火トースト香りがよくてとても美味しかったですと言うと、おばちゃん、とても丁寧にありがとう、また来てくださいと。とにかく忙しそうにしているのにとても丁寧に対応してくれたのが好印象でした。
席を立って裏道へ抜けるのに、しつこくまだ店内の写真を撮ってお店を後にしました。
Toh Soon Cafe
Lebuh Campbell (Campbell Street)
George Town, Penang
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