学校はオンライン授業に移行、直近でどうなるかを数値で検証

5月16日~6月13日 警戒期間中の学校教育関連について土曜日にアップデートしたばかりですが、週明けをまたずに日曜日の夜、自宅オンライン授業に切替えの旨発表されました。

 

学校は自宅オンライン授業に切り替え

 

– 5月19日より小学校~高校は自宅オンライン授業に切り替わります。

– 幼稚園、保育園は引き続きお子さんの受け入れを続けますが、保護者が自宅勤務になる事もあり、可能なご家庭では登園させない事を推奨。(学校、塾と若年層での感染が多発しているため)

– クラス形式の習い事、塾はすべてオンラインに移行。

 

5月16日 MOE 公式発表

 

サーキットブレイカーに入る可能性は高い

 

今 サーキットブレイカーの手前で (今回は Phase 2 Heightened Alert) 警戒期間となっていますが、学校もオンラインに移行となり、昨年同様のサーキットブレイカーに入る可能性は高くなります。

 

昨年はもっと感染がひどい状況で、収拾がつかなくなってサーキットブレイカーに入った印象が大きいかもしれませんが、そうでもないのです。

 

国内感染件数で比較検証

2020年4月3日以前 14日間の感染数合計 333件
* 3月20日~4月2日の14日間合計数
* 4月3日 首相による CB発表 → 4月7日から CB

 

2021年5月16日以前 14日間の感染数合計 170件
*  5月3日~5月16日の14日間合計数

 

***
発表数は MOH の感染報告一覧表を参照
– 輸入ケース、ドミトリーケースは含まれていません。単純に国内感染ケースのみをピックアップした数字。
– 感染件数のうち unlink 経路不明で感染源が分からないケースがどれだけあるかも重要な要素になりますが、公式発表数字の項目が時期によって違うため、ここでは入れていません。感染件数が 2桁になって母数が大きくなるほど経路不明ケースが増える構造。

 

現状、昨年の サーキットブレイカー前に近いことが分かります。このまま 1日辺りの国内感染者数が 20~30人前後で日々推移すればサーキットブレイカーになるでしょう。

 

火事が延焼してから火を消すのでは時間がかかり、より被害が大きくなるのと同じで、感染症は 1件見つかったら少しでも早く消していくのが鉄則。素早く対応していかないと、あっという間に想像のつかないスピードで拡大します。これは昨年ドミトリーの爆発的感染で経験済み。変異株の感染力が想像以上に脅威的なこともあり、このまま持ち堪えるシナリオと希望も残されているものの、時間の問題と言えそう。

 

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