2020年はコロナウィルスに翻弄された年でした。先のことが分からない心配、不安も大きかったですが、これだけ短期間に世の中が大きく変わるのを見られるのは貴重な機会。それも違う所にいながら世界中の人が同じことを経験。
戸惑いながらも大きな変化に対応する人間の適応力の高さに驚いたり、感心したり。想定外の状況に置かれることで出てくるアイデア、工夫、視点、考え方。大きな気づきの年だったと感じます。
そんな2020年もあと2週間、今年のシンガポールのハイライトを写真で振り返ります。まずは前半 1月から6月まで。
チャイナタウンの旧正月マーケット
毎年賑わう旧正月大晦日「除夕」の観音堂初詣
旧正月大晦日が1月24日、シンガポールで中国からの渡航者から初のコロナ感染者が報告されたのが 1月23日でした。
シンガポールで初めて使い捨てのサージカルマスクが配布されたのが2月1日から。このコロナ初期、シンガポール政府からは、体調がいい人はマスクを着用しなくて良い、マスクを着用しないでくださいと言われていました。
24時間シフト体制で使い捨てマスクのパッキングがシンガポール軍によって行われました。パッキングが行われたのは1月末。写真は MINDEF 防衛省より。
入国制限が始まったのが3月下旬からでした。このタイミングが忘れられない出来事になった方も多いと思います。ギリギリでシンガポールに帰ってこられた方、帰ってこれなくなって離れ離れになってしまった方、友人、知人の方々から私も様々なストーリーをお聞きしました。
4月3日首相会見。サーキットブレイカーに入ることが発表されました。
写真は Straits Times ニュースより
■ サーキットブレイカー : 4月7日~6月1日の8週間
4月21日首相会見。サーキットブレイカー4週間延長の発表。当初 4週間の予定でしたが合計8週間となりました。写真は Straits Times ニュースより。
ソーシャルディスタンス、飲食店での店内飲食禁止はフェーズ1まで続きました。
■ フェーズ 1 : 6月2日~6月18日
■ フェーズ 2 : 6月19日~12月27日
6月23日首相会見。総選挙を行うことを発表。
写真は Straits Times ニュースより。
今年総選挙で大揺れに揺れたのも今となってはずいぶん前のことのように感じます。
こう見ると6月までの前半はコロナ一色。後半は総選挙、ナショナルデー、外出、外食が徐々に元通りになったこともあって明るいニュースが多くなったと思います。次回後半に続きます。
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イラスト提供 Instagram @singapolah