4月1日 新年度の始まり。
日本では入学、新学期、新社会人など 4月が新たなスタートの春となることが多いですが、シンガポールで暮らしていると 4月のタイミングで切り替わりを感じることは、ほぼありません。公立小中高は 1月始まり、日本の高校に当たる専門学校 (ポリテクニック) の多くは 4月、シンガポールの国立大学は 8月。とステージによってそれぞれで、4月が新入学時期の感覚もありません。ローカル、外資系ともに 4月1日から新年度になる企業は多いのですけれどね。
でも今年の 4月は大きな節目になりました。今週はコロナ禍の 2年からいよいよ本格的回復期に入っていくことを体感する嬉しい週。日本からは桜の開花ニュースが聞こえてきますが、シンガポールで桜は咲かない代わりに、街と人に活気のスイッチが再びオン、あちこちでエネルギー前線点灯!
今週 3月29日からの規制緩和でソーシャルギャザリング、外食の人数が増え、街もお店も一気に人が増えました。この 2年間は、感染状況が多少良くなっても、やはり密は避けたいと考える方が多かったと思いますが、(今でもそういう方は一定数いると思いますが) 徐々に本当の意味でのニューノーマルに戻っているのを感じます。外やショッピングモールなどへ行ってもこれまでと空気感がまったく違うのを感じ、陽気でポジティブなエネルギーが流れています。
今日 4月1日からはワクチン接種者のみの条件はあるものの渡航再開。何よりも陸路でのマレーシアとの国境再開で歓喜に溢れるニュースに、改めてシンガポールとマレーシアが一心同体であることを感じ、嬉しくなりました。
マレーシアとの陸路国境再開 1時間前。
* ICA 入国管理局 faecbook ページより
3月31日深夜、4月1日に日付が変わって国境再開のタイミングを待つ長蛇の列。バイクで国境を渡る方々。トゥアスチェックポイントにて。
マレーシアとシンガポールの国境は、世界中の陸路国境の中でも 1日の出入国者数の多さで世界3本指に入ります。
ウッドランド国境再開。Thank you, Thank you ! と叫びながら国境を走り抜けていく方たち。やったー!よっしゃー! のガッツポーズで走り抜けるバイクの方もたくさん。車は喜びのクラクション鳴らして。祝賀パレードのような賑やかさと嬉しさ💕
■ 2022年4月1日 Straits Times ニュース記事より
Singaporeans, Malaysians rejoice as land borders finally fully reopen
在星日本人もそうですし、他の在星外国人も、待ちに待った渡航再開ですが、兄弟国マレーシアとの陸路国境は格別に大きなものを感じます。
何もかも思った通り順調には進まないでしょうけれど、小さな小船シンガポールが、ギアチェンジして再び世界の大海に出ていくのを感じます。今年はまだまだ大荒波が来て、激動の年になりそうな気がしていますが、それもまた楽しみです。
◎ ありがとうございます、締め切りました。5月にもう 1度開催を考えておりますので、またご案内します。
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