シンガポール入国後の新たな隔離緩和策が発表されました

前回 8月10日からの規制緩和について発表された時、感染状況が安定していれば、8月19日から更なる規制緩和を行うとのことでしたが、8月19日 新たな緩和策について発表がありました。

 

外食などの人数制限は変わりなくこれまで通り。今回の緩和はシンガポール入国後の隔離について大きな動きがありました。

 

シンガポール入国後の新しい隔離緩和策

 

<国/地域を4つに分け、それぞれ違う隔離条件となります>

カテゴリー1
香港、マカオ、中国(江蘇省除く)ニュージーランド、台湾

カテゴリー2
オーストラリア、ブルネイ、カナダ、ドイツ、中国(江蘇省のみ)

カテゴリー3
オーストリア、ベルギー、デンマーク、イタリア、日本、ルクセンブルク、ノルウェー、スイス、韓国

カテゴリー4
上記以外

■ VTL (Vaccinated Travel Lane) 試験的に条件付きで隔離なしを実施 : ドイツ、ブルネイ
 

全てのカテゴリーで隔離緩和されるのはワクチン接種された方のみに適用されます。ワクチン接種者とはこれまでと同じく、2回接種後 2週間経過した方がワクチン接種者です。 ファイザー、モデルナ他、WHO UEL登録されている全てのワクチンが対象となります。

 

例えば カテゴリー1 で、香港、マカオからシンガポール入国の場合、到着時 PCRで陰性であれば 7日間の隔離不要になります。対象国ごとに条件が異なりますので、詳細は公式発表をご確認ください。

 

【 日本からシンガポールへ入国される方の隔離緩和条件 】

– ビザ保持者は自宅隔離をする事前申請が必要になります。
– 申請が承認されれば自宅 (または申請が承認された場所) で 14日間隔離可能になります。
– 12歳以下のワクチン接種対象外のお子さんも一緒に入国可能。
– その場合 3歳以上のお子さんは PCR検査を受ける必要あり。
– シンガポール入国から自宅までの移動、自宅隔離終了後に PCR検査が必要。その際、公共交通機関を使わず指定交通手段を使う必要があり、そのための交通費見積もりは全部で 約 $200~220。
– ワクチン2回接種後、2週間経過している方のみ対象です。
 

★ 上記条件は、同じ旅程で家族で移動する場合に限られます。

 

例えばお父さんだけ、お母さんだけ 1人でシンガポールに入国する場合 (お父さんとお子さんはずっとシンガポールにいた場合等) は適用外。

 

家族とは別で 1人だけ隔離の場合、政府指定施設だと隔離ホテルを選べませんが、事前に決めて自分で手配したホテル、自宅や職場に近いホテル、サービスアパートなどで隔離すると、費用を抑えることなど可能になり選択の幅が出ます。(承認ベースですので承認されれば OK)

 

同じく、これからシンガポールに赴任される方など、政府指定隔離ホテルではなく、事前に会社で手配された隔離場所を申請することが可能です。

 

1つのユニットをシェアして住まわれている方は、自宅に他の方がいない限り自宅隔離はできませんので、政府指定ホテルまたは自分で手配したホテルを申請することになります。

 

承認申請は ICA 移民局によるこちらのページから
ビザ保持者 (DP含む) 大多数の方は
2) General entry for Long Term Pass Holders and Immediate Relatives of Singapore Citizens/PRs をご参照ください。 

 

まだまだ制限はありますが、ずいぶん進んでいる印象を受けます。私の周辺でも少しずつプライベートでの移動や、お仕事上での異動、これからシンガポールに赴任される方 (入国承認待ちの方) が多くなっており、ヨーロッパ方面、アジア各国から入国される方もいらっしゃると思います。国によって条件が違います。オフィシャルリリースからカテゴリ別に詳細が発表されておりますので、公式情報をご確認ください。

 

■ ICA(移民局) によるオフィシャルリリース
NEXT STEPS IN OUR TRANSITION TOWARDS COVID RESILIENCE 19 AUG 2021

 

【ご参加募集中】
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