シンガポールでも心配されるインドのコロナウィルス感染状況が急激悪化

コロナウィルスに関して、インドの感染状況が急激に悪化。インドとの繋がりが深いシンガポールも大きく影響を受けることになります。 

  

4月22日 シンガポールはインドからの入国について入国制限措置を発表しました。

  

* 4月22日 MOH 発表内容

  

– 4月22日時点でインド国内 1日当たり感染者数 31万人以上と世界最多を記録。
– 4月20日 ウッドランド Westlite ドミトリーで行われた定期検査により 1人の陽性反応を確認。
– 予防措置として同ドミトリーで追加検査を行ったところ 17人が陽性、全員を国立感染センターに隔離済み。
– 同ドミトリー 1100人以上の移民労働者を政府指定隔離施設に移動する。
– 今回の Westlite ドミトリーでの感染が、再感染ケースなのかどうか調査中。またインドで発生している新たな変異種であるかどうか証拠はない。
– 今回のドミトリー感染数はこの数ヶ月で最多。

  

入国制限の抜け穴。インドに限ったことではないですが、入国制限は過去 14日以内にインド渡航歴がある人のシンガポール入国を制限するもの。(シンガポール国民、PRは指定された隔離を経て入国可能) インドからであればスリランカ、モルディブ、その他東南アジア各国入国制限のない国を経由してシンガポールに入国することは可能なのです。

 

■ 今回のインドからの入国制限実施による影響について

  

– インドからの労働者に大きく依存している建設業、海洋関連業、製造業に大きな影響が出る。
– コロナ発生以来、経済的に徐々に回復しているにも関わらず、建設業、海洋関連業、製造業については他業種に比べて回復ペースが遅い。
– 住宅建設を始め、建設関連事業は更なる遅れが出る。
– これら関連企業、業界に大きな影響があるのは政府として認識しており、引き続き支援、救済策を検討していく。

 

昨年のドミトリーでの爆発的感染を経験しているだけに、政府は感染拡大防止のため素早い対応をとっていますが、これが一時的なものであることを願わずにはいられません。昨年 9月頃から現在まで半年以上に渡って、シンガポールでは感染をコントロールできている状態を保ってきています。在星の方は、回復に向かっている、普通の生活ができていると大きく実感している通り。

 

ちょうど 1年前の今はまさにサーキットブレイカー中。1年経って進んでいるのを感じる反面、落ち着いたと思ったら世界各地で変異を繰り返したり、ほんと手強いウィルス。このウィルスが地球の人類に送っているメッセージは何なのだろう…? と考えさせられます。

 

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