今年のナショナルデーは、5月下旬に発表があった通り、メイン会場は観客を入れずに小規模となり、その様子をオンライン中継し、主に自宅から楽しめる内容になりました。またシンガポール各地に会場をセッティングして国歌斉唱、国民の誓いに集える場所を用意する予定になっています。
国民からはもっとシンプルで予算を抑えたナショナルデーで良いのでは、との声がたくさん上がりましたが、ナショナルデーは単なるお祝いではなく、深い意味がある。その深い意味とは、シンガポール人としてのアイデンティティを確認するもの、独立から現在までの歴史、過去を再確認すること、それらを通して国民が一致団結する場所と機会をつくるためのもの。
コロナ禍の今年こそ、ナショナルデーを通してその機会を作ることが重要、とパレードの内容に関しては当初発表通りで変更なく準備を進めています。
【今日-6/25 から戦闘機飛行リハーサルが始まります】
例年、戦闘機による飛行は会場付近のマリーナエリアのみでしたが、今年はシンガポール全域に渡って飛行する予定で、今日からそのリハーサル飛行が始まります。
飛行スケジュール
| 6月25日（木） | 8:55～11:30 |
| 7月4日（土） | 8:55～11:30 |
| 7月11日（土） | 8:55～11:30 |
| 7月18日（土） | 8:55～11:30 |
→ 7月26日（日）に変更 |
8:55～11:30 |
| 8月1日（土） | 8:55～11:30 |
| 8月9日（日） | 8:55～11:30 |
| 8月10日（月） | 8:55～11:30 |
* 公式情報はこちら CAAS (Civil Aviation Authority of Singapore)
– 時間帯に幅がありますが、実際の飛行はそのうちの一部です。
– 天候の状況により中止になる事があります。
– 初日 6/25 は通常テスト飛行となるため、本格的なリハーサルは7月から。
– 8/10は予備日と思われますが、もしかしたらナショナルデー翌日のボーナス飛行があるのかも。
写真は昨年のリハーサル飛行時
地図に色がついた部分は、上記時間帯にドローン、凧揚げが禁止になるエリアで、リハーサル飛行を予定しているエリアになります。
実際にどの辺りを飛ぶか分かりませんが、戦闘機がフォーメーションを組んで飛んでくる様子、もしかすると皆さまがお住まいの各地でも見ることができるかもしれません。
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イラスト提供 Instagram @singapolah
