シンガポール人が望む今年にふさわしいナショナルデーとは

今年のナショナルデー、シンガポール国民はどんなことを望んでいるのでしょうか?

 

全体的に小規模にはなるものの、自宅や各地区で楽しむことができ、例年と遜色ない素晴らしい内容が発表されましたが、国民からは大幅にシンプルなものを望む声が多くあがっています。

 

Straits Times ニュース記事

 

私は合理的でとてもシンガポール人らしい意見だと感じました。せっかくの計画に反対、批判のようにも聞こえますが、シンプルな内容にしてその分の予算を節約し、恵まれない方々、コロナ禍で職を失った方、収入が激減した方に予算を使うのはどうかといった提案は、現実的、合理的でありながら、他者への優しさを形で表すシンガポール人らしい一面とも感じました。

 

また、国民はこれからどれぐらい長期間続くか分からないこの状況に、経済的な不安を抱えていることの表れともとれます。

 

私の周りでは、どんな状況でもナショナルデーのお祝いをすることには賛成、でもお祝いの仕方は考える必要があるといった意見が多く見られます。華美なお祝いは望んでおらず、地味婚じゃないけど、地味パレード。

 

国歌斉唱と、国民の誓い斉唱、先月あったように窓からナショナルデーソングを歌う、それだけで充分と言った声もあり。

 

批判というよりも建設的にもっとシンプルにしてはどうかといった意見も多く、コロナ禍の影響と、一年に一度の国家的祝賀行事であることを考え、国民の意見も取り入れつつ、国全体で一丸となれる力強いエネルギーをつくってほしいですね。

 

画像はナショナルデーオフィシャル facebook ページより

 

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