サーキットブレイカー後、大気汚染の大幅改善でシンガポールの空も綺麗に

このところ、いつも以上に空がとても綺麗だなぁと思っていました。これはサーキットブレイカーで経済活動が制限されているからなの? と疑問に思っていたのですが、シンガポールもその影響が大きいのだそうです。

 

昨日 5月11日の夕暮れ
19:10

10分後 19:20

 

シンガポールのメディアカンパニー mothership による情報とその記事

 

mothership によるNEA(環境庁)へのヒアリングによると、コロナ以前、シンガポールの大気質基準は、NO2(二酸化窒素) と CO(一酸化炭素) はガイドラインに達していましたが、PM10、PM2.5、SO2(二酸化硫黄) は基準値を満たしていなかったそうです。

 

サーキットブレイカー直前の2週間、3月24日~4月6日の数値を、2019年同時期と比較したもの。

PM10 : 21% 減少
PM2.5 : 35% 減少
NO2 二酸化窒素 : 37% 減少
CO 一酸化炭素 : 8% 減少
SO2 二酸化硫黄 : 43% 減少

 

さらにサーキットブレイカー後、4月7日~4月20日の2週間で大気質が大幅に改善され、NO2(二酸化窒素) はサーキットブレイカー前の2週間と比較して更に24% 減少。

 

一方で、他の汚染物質、PM10、PM2.5、CO(一酸化炭素)、SO2(二酸化硫黄) は同期間中、ほぼ変わらず、1%未満の減少だったとのこと。

 

外出制限による交通量の大幅減少、工場などの生産減によるものなどが理由です。

 

シンガポールではあちこちで野生動物が活動的になり、カワウソや南国特有のめずらしい鳥達があちこちで見られるニュースが多くなっています。動物にとっても空気が綺麗になって、街には人がいなくなり、伸び伸びできて気持ちがいいに違いないです。

 

我が家から昼間の景色も空がとても綺麗

 

大気汚染の原因となる粒子は目には見えませんが、粒子が確実に減っているのを感じ、今まで何重にもかかっていたフィルターが外れたように感じます。

 

空気や環境が綺麗になって、自然と動物たちにいい影響があるのは良いことですが、普段の人間の経済活動がこんなにも環境をおびやかしていたとは、分かっていたこととは言えとても複雑な気持ち。考えさせられますね。

 

サーキットブレイカー期間中、無料相談を行っております。お気軽にご連絡ください。

 

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