明日のシャツは何色だろう?
コロナ対策に関してリー首相からスピーチがあると発表された前日。約半年ぶりの首相スピーチに、緩和に関する具体的発表なのか、それともこれからのシンガポールについて方向性の話しなのか…ちょっとドキドキ。ピンクのシャツであってほしい!と思いましたが、ブルー系のシャツで登場するような気がしていました。
首相スピーチの時、発表内容によって着るシャツを決めているような、それともシャツの色によって出来事が左右されるかのようなジンクスさえ出来上がり、ピンクのシャツで登場するとライブ放送中にピンクのシャツだ! とのコメントが多く飛び交ったり。ほんとうに誰にも分からないコロナの先行きに、ついシャツの色ですら発表内容を先読みしてしまいます。
今日はブルーのシャツでもなく、ピンクのシャツでもなく、紫色のシャツの上にグレーのジャケット姿が意外な装いでした。シャツの色で左右されるかどうかは別としても、少なくともどういう場で何を着るかは考えているに違いないでしょうし、意図して選んでいる時も、大きく意図していなくても潜在的に込められた想いがあるとか。スピーチ内容と着る物はまったく無関係ではないと思います。
ライブ放送からのスクリーンショット
■ 2022年3月24日 首相オフィス
リー首相スピーチ全文
Speech by PM Lee Hsien Loong on COVID-19: A New Phase on 24 Mar 2022
渡航に関して大幅緩和されました。
4月1日より実施 (正確には 3月31日 23時59分から)
– ワクチン接種済みの方はビザホルダー、旅行者共にすべての方がシンガポール入国可能となります。12歳以下はワクチン接種対象外、出発前検査のみ必要。
– VTL (ワクチントラベルレーン制度)は廃止。それに代わって新制度 Vaccinated Travel Framework となります。
– シンガポール到着後検査は不要になります。
– 1日当たりの入国者数制限、入国承認もなくなります。
– 出発2日前の出発前検査はもうしばらく継続するものの、数週間のうちに廃止を検討する方向になります。
– ワクチン未接種の長期滞在者(ビザホルダー)、旅行者はシンガポールに入国できません。
– 医学的にワクチン接種できない方は、シンガポール入国可能ですが、検査、隔離などの条件が必要になります。
– 2022年内に空路での渡航客をコロナ以前の 50%までに回復目標とする。
* 2022年2月 チャンギ空港利用者数はコロナ前比 2019年2月の13%
今日の発表では触れていませんが、先日観光業向けフォーラムに参加した際、渡航がコロナ前水準に戻るのは 2024年と見込んでいるとの話がありました。今回渡航再開に向けて大きな緩和ですが、まずは旅慣れている方、海外にご家族がいる方、コロナ以前から海外出張が多い方などの渡航再開になるでしょうから、本格的な海外旅行の回復は 2024年頃、この見込みは妥当だと思います。
■ 2022年3月24日
オフィシャルリリース 渡航緩和に関する詳細発表はこちら
(リンク元の親ページ : https://safetravel.ica.gov.sg/news-and-media/ にある文書 タイトル : EASING OF COMMUNITY SMMS AND BORDER MEASURES)
その他ソーシャルギャザリング、飲食関連の緩和内容については今回はあえて省きます。
今日の首相のジャケット姿と落ち着いた色のセレクションからは、警戒心を忘れずにのメッセージだったように受け取りました。
シンガポール在住者を始め、シンガポール行きを心待ちにされている方も多いことでしょう。大きな動きに、これから新年度、夏休みと今年後半に向けて楽しい計画ができそうで笑みがこぼれますね。我が家も 6月の現地校長期休暇には日本へ行こうかと話し始めているところです。
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