シンガポールでは 6月19日からフェーズ2 に入ったので、ちょうど3ヶ月が過ぎました。日々の感染者数もぐっと減り、現状では状況落ち着いています。規制緩和も着々と進んでいます。人出に関しては観光客がいないので、コロナ以前のように回復するには、まだまだと感じるものの、ショッピングモール、飲食店、ホーカーなど特にお昼前後と夕食時間帯前後は人が集まっているところが多いです。この密集状態大丈夫かなぁと思うこともしばしば。
ちょっと気も緩みがちなところで今一度。
9月17日付の政府発表で、ソーシャルディスタンスが守られていなかった、22時半以降のアルコール禁止が守られていなかった、5人以上のグループでの飲食などにより、飲食店での違反ケースについて罰則を受けたケースが多く報告されています。
フェーズ2では、全ての飲食店によるアルコールの提供は 22時半までとなっており、それ以降は禁止です。飲食店の多くではアルコールのラストオーダーを22時10分、22時15分などにしているところが多いようです。
急須にアルコールを入れて 22時半以降もアルコールを提供していたことが見つかり、営業停止になったお店も報告されています。コロナで飲食店も売り上げをあげるのに死活問題でしょう。決まりを守らずにそこまでしてやっているお店がいけないのですが、私は 100% お店側だけの問題でもないように思います。アルコールを飲む方は 22時半になったら言われなくてもやめることができれば、お店の人は注意する労力も必要ありません。お店が注意しないからいいではないですよね。
もう充分承知のことですが、今も人との集まりは 5人までです。違反報告によると、5人以上が一緒に飲食していた、1つのグループは 5人でも複数グループが混ざって一緒に食事をしていた、などが判明し飲食店が罰金、営業停止などの罰則を受けています。
5人ルール守っていると思いますが、5人ずつに分かれてグループ間を行き来しなければ複数グループで一緒に食事をするのはいいのかな? という質問は日本人の方の間でもちょこちょこ耳にします。NG です。これもお店が見過ごしたからいいということではないです。
きっと 99%以上の方が守っていると思いますが、もしも、もしも、5人ずつで分かれていたらいいよね、グループで混ざり合わなければいいよね、で食事に行こうとしていたら。誰かがやめようよって言う勇気を持とうよ。
■ 2020年9月17日 政府プレスリリースはこちら。違反報告の写真はリンク先よりご覧ください。
見つからなければいい、他人がやっているからいい、お店が言わないからいい、ではなくお互いが意識して気を付けることでルールを守る空気はつくられます。フェーズ3も近いのではないかと期待が高まるこの頃、今一度気を付けてまいりましょう。
バナーをクリックで応援お願いします!
にほんブログ村
イラスト提供 Instagram @singapolah