天皇陛下即位の礼、おめでとうございます。
厳かに無事執り行われたようですね。雨模様が心配される中、お天気のミラクル、虹の祝福もあったそうで。世界各国からの大切な方が集まる前で日本の伝統、歴史、格式を披露されたニュースをたくさん目にしました。
私は日頃から日本を外から見ているので、海外の人にはどう見えるのだろう?という興味と視点で見ておりました。
世界の歴史ある王室の方々の中では、さすがにシンガポールの存在感は薄く日本のニュースでシンガポール大統領が写っているものは見つかりませんでしたが、シンガポールからは大統領ご夫妻が参列されました。
必ず注目される各国賓客の装い。ハリマヤコブ大統領がどんな正装で参列されるのか、興味深かったですがその様子は 大統領 facebook ページより見ることができました。
左はアイスランド大統領、右がシンガポールのハリマヤコブ大統領
マレー系の正装バジュクロンで。シンガポールカラーの赤ではないかと予想しましたが、日本らしい桜カラーで優しいピンクが上品で控えめな色使い。と、午後からの即位の礼ではこのような正装だったようです。
即位礼の前にはベルギー国王夫妻との会談を持たれたとのことで、こちらは別の装いで鮮やかな赤!
この使い分けから見ると、即位の礼には控えめカラーで臨まれた大統領の装いは、天皇陛下への敬意と世界の中では謙虚な立ち位置を表わしたものと見ることができるでしょう。赤は華やかでおめでたい色の反面、強く主張し過ぎる面もあります。色が持つメッセージがありますから淡く優しいピンクを選ばれたことにスマートな印象を持ちました。
ハリマヤコブ大統領に即位の礼はどのように見えたのでしょうか?
日本の皇室、伝統は、シンガポールとは対極のように見えたかもしれませんが、ムスリムであるハリマ大統領の眼には伝統と神を重んじるという点で何か共通点を感じたのでは、そんな気もしました。
* 今日の写真は全て ハリマヤコブ大統領 facebook ページより
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イラスト提供 Instagram @singapolah
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