歴史的米朝首脳会談のシンガポール開催で、シンガポールとしての立場とは

旧アメブロから残したい過去記事だけを一部リライトして、当ブログに移行しました。

 

初の米朝首脳会談に向けて、昨日6月10日、金正恩氏がシンガポールに到着。到着後は、金氏とリー首相の首脳会談でした。

 

リー首相 facebookページ より、お二人ともとびっきりの笑顔。

Met North Korean leader Kim Jong Un this evening. Mr Kim is here for the DPRK-US Singapore Summit due to take place on…

Lee Hsien Loongさんの投稿 2018年6月10日日曜日

 

シンガポール政府は今回の会談に総額 20ミリオンシンガポールドル(約16億円) を費やしました。費用の用途は主に特別警備とそれに関する物流コスト。

 

Straits Times ニュース記事はこちら

 

それについて、リー首相はこう述べています。

It cost some money to put up… (But) it is our contribution to an international endeavour that is in our profound interest.

 

「かなり費用がかかりますが、国際的な友好関係を築くための努力に、シンガポールとして貢献できることです。」

 

このような発言は、両国どちらにとっても中立的立場であるからこそできる発言であり、他の国からそう簡単に出てくる言葉ではありません。

 

今月初め、シンガポール外務大臣は今回の米朝首脳会談の件で、アメリカを訪問した後に北朝鮮にも訪問しています。わざわざ両国に出向いてお出迎えする準備もしっかりしているのです。

 

首相コメントの通り、この会談を通して米朝が良好な関係を築くことで、世界の国々へ友好関係をもたらし、世界の平和につながり、会談が無事に終わることを願わずにはいられません。

 

バナーをクリックで応援お願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
にほんブログ村
イラスト提供 Instagram @singapolah

右上角の赤いメニューから、読者登録ページで Email アドレスを入れて頂くと、ワードプレスのシステムより記事が更新された時に、お知らせが届きます。アメブロの読者登録機能と同じです。どうぞご利用ください。