なんとか持ち堪える可能性も残されていたものの、望まない方に転ぶ展開となりました。5月11日 Larence大臣が現状ナイフを突きつけられているのと同じで、いつどっちに転んでもおかしくないとの発言から3日後の今日、続々と検出される変異株、国内クラスター発生が続いていることから、昨年のサーキットブレイカーに近い規制がとられることになりました。
5月16日～6月13日 (4週間) の規制について
– 外出、外食など他人との行動は 2人まで
– 他世帯への訪問は 1日につき2人まで
– 育児環境を維持するため、通常、祖父母が孫の面倒を見ている場合 2人制限の規制に当てはめない。しかし祖父母の方へはワクチン接種を強く推奨。
– 原則自宅勤務
– 出勤する必要のある人は、食事時間以外、勤務先でマスク着用を徹底する。
– 社員同士でのイベント、交流などの禁止
昨年は出勤可能、営業可能なエッセンシャルビジネスについて細かく規定されましたが、現状そこまでの規制はありません。状況が悪化すれば細かく決められる形になるでしょう。
– レストラン、ホーカーでの外食は禁止となります。
– 持ち帰り、デリバリのみが可能となります。
接種が個人の選択であることに変わりありませんが、接種を強くおすすめします。ワクチンを接種しても感染する危険性があることが分かってきましたが、ワクチンを接種することで感染を大幅に防ぐことができ、重症化を防ぐことができます。
* 私自身がおすすめしているのではなく、シンガポール政府発表内容です。各自のご判断で接種の選択をされますように。
昨年のサーキットブレイカーは 2020年4月7日～6月2日の 8週間でした。それ以降にシンガポールへいらした方が割といらっしゃるかと思います。
昨年ご経験済みの方はあまり心配ないと思いますが、友人を通して、初めての方が様子が分からず心配しているとの声を聞きました。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の方、昨年のサーキットブレイカーで、食品などが足りなくなるような事は起きませんでしたのでご心配いりません。RedMart を始め、デリバリの配達日が混雑でとれにくくなる事は予想されますが、何かがなくて困ったといった事はほぼなく、制限がありつつも日常生活を過ごす事ができます。
他に考えられること
– 日本を始めシンガポール国外からの郵便、EMS配達に時間がかかることが予想されます。
– 国内/国外引っ越しを予定されている方は規制上思うように進まないことが考えられます。
– 大型家電、水回り、エアコンなど修理関連について。労働者不足により手配に時間がかかったりすることが考えられます。
– 規制内容が頻繁に変わる事が多いので、正しい情報を入手されますように。
– 友人、知人からの情報でも日本語だからと言って安易に信じたり、拡散されませんように。間違えのないようできる限り正確な情報をお届けすることを心がけていますが、当ブログも個人が発信している情報に過ぎません。
■ 5月14日 MOH 公式発表内容
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受け止め方は人それぞれ違うと思いますが、不満を言ったところでウィルスが消えて状況が良くなるわけでもないので、自分ができることに目を向けていきたいと思います。
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