中澤 めぐみ * プロフィール
横浜出身。日本体育大学卒業。
学生時代は中、高、大と陸上部でアスリートとして中長距離に専念していました。800m、1500m の中距離が得意でしたが 3000m も。全日本インターカレッジ、全日本大学女子駅伝出場など。
日体大の学生は大学卒業後、体育教員、スポーツに関わる道に進む人が多い中、スポーツとは全く関係ない一般企業に進み、電子機器商社、電子部品メーカーで営業職に従事しました。
社会人5年目で仕事を辞め、2000年初めから 2001年後半、1年半に渡って 世界各地を旅し、主に中東各国で半年、南米各国で半年を過ごしました。その時を含めこれまでに訪れた国は 50ヶ国以上。当時はとにかく世界を見てみたい冒険心であちこちを旅しましたが、この時の経験は確実に今に繋がっています。
2004年 独身のときにシンガポールへ。海外で仕事をすることに挑戦したくて仕事を求めてシンガポールへ。シンガポールに行きたかったのではなく、海外就職の道を探っていたときにご縁があったのがシンガポールでした。
日本で電子機器、電子部品営業に従事した経験から、シンガポールでも電子部品、半導体の営業、カスタマーサービスとして日系企業、外資系企業で現地採用として働いていました。
シンガポールに来てから3年後、シンガポール人の夫と結婚。その 2年後娘を出産。
妊娠中にどうやら娘の体に異常がありそうだということが分かり、それを機に仕事を辞めました。娘は元気に産まれてきましたが、身体がなかなか大きくならない生まれつきの骨の病気 (骨疾患の一種) を持っていて、病名が特定できたのは娘が 1歳になった頃でした。
今でも同じ年の子たちより体がひときわ小さいですが、とても元気です。これも個性だと思えるにはある程度の時間がかかり、娘のことも、自分のことも、とても悩み、娘のことで自分を責めたことも多々ありました。
自分がこれからどうしたいのか分からず、何をしたいのかも見つからず、長い間もやもやと過ごし、娘が 3歳になる頃までがいちばん苦しい時でした。
もがきながらもシンガポールで結婚、出産、育児、マイホームを持つといった大きなライフステージの数々をシンガポール人の夫、夫の家族と過ごしていく中で
シンガポールとは?
シンガポール人とは?
を
何よりも強く感じ
何よりも考えさせられ
常にシンガポールについて問い続けてきました。
そして
シンガポールに
シンガポールの人たちに
いつも学び、教えられてきました。
シンガポールは短期間で急速に発展し、目に見えるもの、外側にできたものは大きく変わりましたし、これからも進化し続けるでしょう。でも私の 20年近くなるシンガポール生活でいちばん強く感じているのは「シンガポールの本質はずっと変わっていない」ことです。そんな想いから、シンガポールの表面に見えるものではなく、日常生活からはなかなか見えにくい、シンガポールのコアにあるものを伝えたく、シンガポールを伝える活動をしています。
いつもシンガポール人と一緒に生活し、シンガポールの人が日頃どのように感じ、考えているのかを、自分のことのように感じつつも、日本人としての視点を通して見た、独自視点での当ブログは多くの方から好評を頂いております。
シンガポールについて伝える活動として始めたのが 2016年。当ブログ (2020年に移行するまではアメブロ) から始まり、コミュニティ運営、イベント開催などを少しずつやっていく中でその想いが高じて、2019年ガイド資格講座受講、2020年 コロナが始まる直前にシンガポール観光局公認観光ガイド資格を取得しました。
シンガポール人の夫と現地校に通う中学生娘との 3人家族。シンガポール北東部 Sengkang 地域で暮らしています。
<プロフィール更新 : 2022年1月>