国民の10人に6人が政府によるコロナ対策に満足 ～ そして生の声は

シンガポール人は政府に対して常に高い期待を寄せています。なぜなら彼ら(政治家) が受け取っている報酬が高いから。個人的には、ドミトリーでの大規模な感染は残念に感じています。ドミトリーでの大規模な感染がなければ、サーキットブレイカーは必要なかったかもしれません。生活も働き方も生活そのものが大きく変わりました。もちろん、全ては前例のないことで、政府は最善を尽くしていると思います。

それから、ニュースの調査では 10人のうち6人が政府のコロナ対策に満足しているという結果だけれど、先日の選挙結果でも与党は61%の支持率 (得票率)を得たよね。その数字にとても近いものを感じます。

Let’s work together to bring back the Singapore we know !

調査結果のニュース記事を読んでみたけど、この調査自体の信憑性に疑問を感じるし、1407人の調査結果でシンガポール全体の意見をはかることは難しいと思うなぁ。特定のグループにとって有益な調査結果になるように、質問をひねって数値を操作しているように見える。

「コロナに対する政府対策の満足度」に関してどうか？ という質問だけれど、個人的には文脈（質問の仕方）に大きく依存していると感じています。

例えば：
「政府によるコロナ対策に満足していますか？」だったら
私の答えは「いいえ」です。
「アメリカと比較して、政府のコロナ対策に満足していますか？」だったら
私の答えは「はい」です。

質問に別の要素を追加すると、答えが変わるよね。その人が答えているとき、彼/彼女は質問に別の要素を加える必要がなくても他国と比較しているかもしれません。

「力 (権力) 」と「お金」を考えると、シンガポール政府はこの2つを持っていて、他国よりも、よりよく対応することができます。

シンガポール政府による政策の実施は、日本と比べると簡単。私の理解によると、日本には国民の自由を守るための法律があり、その動きを制限する法律はありません。そのため、日本政府はサーキットブレイカーのような手段の導入を自粛に頼ることしかできません。でもシンガポールはそうではないよね。

世界中でマスクが不足していた時、シンガポール政府はマスクを着用する必要がないと言っていたのは最も批判したいところ！

Covid-19 は、これまでにない自然災害。何をすべきかを正確に知る政府なんて世界中見てもどこにもないと思う。それらが論理的に扱われている限り、誰も政府を非難することはないと思う。でも、政府の対応に満足するかどうかは、まったく別問題。

全体的にはよくやっていて満足している。ドミトリーに関しては初動対応が遅かったと感じる。大規模な感染になる前に対応策があったはず。でも良い教訓となっている。マスク着用義務に関しても遅かった。もっと早くから対応すれば結果は違っていたかもしれない。

完全なロックダウンにならず、最小限の自由に動ける範囲を残しつつ、全体的には高評価で満足している。