昨晩の Sing Together Singapore 素晴らしいムーヴメントでしたね。私のお友達も多くの方が、感動した、胸いっぱいになった、うるっとした、と言っていたように、私も涙がほろり。
19時55分、シンガポール中みんなで一緒に 「HOME」を歌うムーヴメント。
「HOME」は 1998年 ナショナルデーソングとして作曲され、シンガポールを代表するミュージシャン Dick Lee さんが作詞作曲。今回その Dick Lee さんが、このムーヴメントをリードする形だったのも感動的でした。
シンガポールは多民族国歌なので、中国語、マレー語、タミル語などそれぞれの言葉で小さい頃から歌って、親から子供へ歌い継がれるような曲はいろいろあるのですが、シンガポール人誰もが知っている英語の歌となるとそんなに多くはないのです。そんな背景もあって作られたのが 「HOME」、シンガポール人としてのアイデンティティを象徴する、国歌 Majulah Singapura に次ぐ国民的ソングと言えます。
Dick Lee さんによるオープニング “Hello Singapore, Thank you for joining me.” “Sing for Singapore.” と19:55に始まったのがこちら。
エンディングで、メディアコープ所属のタレントさん達が、英語、中国語、マレー語、タミル語で感謝の言葉を伝えるシーンもぐっときます。
ハッシュタグをつけて SNSに投稿されたものをメディアコープが編集して 2時間半後、22:30 にメイキング動画として出来上がったのはこちら。
スマフォやトーチを使って、ライトをフラッシュ。我が家から見渡せる範囲でもあちこちでライトがフラッシュしたり揺れているのが見え、それぞれの場所でみんな頑張っているよ! という声が聞こえるようで、胸がいっぱいになりました。ライトは毎年ナショナルデイでは会場で配られ、パレード中にライトを持って歌を歌うシーンがあります。街の一画がナショナルデイの会場になったようにも見えた瞬間でした。
https://www.facebook.com/megumi.mybox/videos/3813062632101097/
国民的ソング「HOME」が何代にも渡って歌い継がれるシンガポールを代表する歌となり、この先も何か辛いことがあった時、ふと口ずさむような歌として、これからも歌い継がれ、語り継がれることを心から願った夜でした。