外国人労働者への感染拡大が止まらず4月18日の感染者は942名。
942名のうち
22名:市中感染
27名:ドミトリー以外の外国人労働者間感染
893名:ドミトリー居住の労働者による感染
これによりMOM (労働省) は建設業に従事する外国人労働者へのSHN 居住地での待機措置を導入しました。
* MOM公式発表
MOM発表によると、感染したケースの大多数が建設業に関わっている労働者で、それ以外への感染とドミトリー以外に居住する労働者への感染は抑えられている模様。
建設業に従事する労働者の方々は4月20日から5月4日までSHN-Stay Home Notice となります。
それ以外に外国人労働者向け感染拡大防止のために行われていること。
■ エッセンシャル事業に従事する労働者を各地のスポーツホールへ移動
Pasir Ris, Jurong West, Clementi, Hougang の屋内運動施設(体育館と同様の施設)を利用して彼らの一時的滞在地とします。
* Sport Singaporeによる発表
■ 陰性となった労働者の滞在場所としてクルーズ船使用を検討中
感染した労働者が回復し、検査で陰性となった後、彼らの一時的滞在場所として中型クルーズ船 SuperStar Gemini と SuperStar Aquarius 2隻を使用する可能性について検討中。すでに一時的滞在場所として使われている軍キャンプ地、HDB空きスペース、港湾地区のフローティング宿泊施設と合わせて、大規模な対応となります。クルーズ船2隻で2000人収容可能。
* STB (シンガポール観光局)による発表
今日は4月19日(日曜日)サーキットブレイカー13日目、28日間予定の約半分まで来ました。以上のような大規模な対策が打ち出されましたが、効果はすぐには出ません。
本日以降もしばらくは感染者増が続くと思われること、感染者が減るには時間がかかること。労働者間以外の感染者は数字はサーキットブレイカーの効果が出ているようにも見えますが、危険なのはここで気を緩めてしまうこと。今私たちにできることが家にいることだけで、何もできないのにもどかしさを感じますが、引き続き Stay Home でじっくりまいりましょう。
Straits Times ニュース記事
画像はニュース記事より