感染力の強い変異株検出による 5月8日~30日の規制強化について

5月8日~30日までの規制強化が発表されました。

 

先週 4月29日に国内感染ケースが 9ヶ月以上ぶりの高水準 (2桁) で 16件となって以来、感染件数としては低く推移していますが、引き続きクラスターが発生していることと、感染力の強い変異株 ( 南アフリカ変異株、イギリス変異株、インド変異株、ブラジル変異株 ) が検出されていることから、5月4日 規制強化について発表されました。

 

5月8日~30日の規制強化について

 

8人→ 5人規制に戻ります

再び 5人規制になります。他世帯への訪問は 1日2回まで可能ですが、1世帯につき 1日5人までとなります。(1回につき 5人ではないのでご注意ください)

 

職場への出社は現状 75% → 50%

 

隔離措置が 21日になります

中国、台湾、香港、マカオ、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドを除く、全世界からのシンガポール入国は 21日間隔離となり、日本からの入国も21日間の隔離となります。

 

TraceTogether でのセーフエントリーを 5月17日に前倒し

6月1日に運用開始を予定していた Trace Together のみでのセーフエントリーを 5月17日から運用に前倒しします。

– セーフエントリーできるのは、スマフォ TTアプリ、TTトークンどちらかのみとなります。
– スマフォカメラでの QRコードスキャン、シングパスアプリの利用はできなくなります。
– IC でのチェックインは 5月31日まで対応。

 

スマフォの TTアプリを使っている方は、QRコード読み取りをしなくても、ブルートゥースをオンにして、専用のセーフエントリー読み取り端末に近付けるだけでチェックインできます。

 

ジム閉鎖、その他イベント行事の規制強化、他にも細かい点多数あり

 

2度目のサーキットブレーカーは最大限に避けたい、しかし実施の可能性もあり

 

今回の規制は 2度目のサーキットブレイカーを避けるための規制強化。経済的打撃だけでなく、学校教育、全ての人の日々の生活に大きく影響が出るサーキットブレイカーの実施は、政府としても最大限に避けたいのは当然のことですが、このまま状況が更に悪化すれば 2度目の実施はあると政府は明言しています。

 

今回 5月30日までとなっていますが、シンガポール現地校の長期休暇が 5月28日から6月27日までの 4週間となります。最悪な状況を想定して、サーキットブレイカー2度目を考えると、もともとの現地校長期休暇時期と合わせられると、教育関連の調整をしなくて済む利点があります。もちろんシンガポールの場合、いつ状況がどう変わっても対策を打てる状況をつくっており、昨年オンライン自宅学習に切り替えた経験も既にありますが、教師、生徒、家庭ともに負担が大きかったのも事実。

 

状況次第なので誰にも分かりませんが、このまま持ち堪えて抑え込むシナリオあり、最悪のシナリオあり、それ以外にも想像の及ばないシナリオもあり、といったところでしょうか。

 

2021年5月4日 規制強化について MOH 公式発表内容

 

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