フェーズ3、ワクチン供給に次いで続々と発表される新たな取り組み。
シンガポール航空によって、デジタル国際ワクチンパスポートなるものを導入する取り組み。
今、国をまたいで移動するとなると、出発前に感染検査を受けて検査機関で発行してもらった紙の陰性証明を提出して、係の人は手作業でそれをチェックして出入国ができるという手順。この煩雑な一連の作業をデジタル化して、アプリで使えるようにし、シンガポールだけに導入するのではなく、IATA (国際航空運送協会) とも協力して世界の航空会社でも使えるように国際基準にしてしまおう! という取り組み。
IATA による国際的な基準に沿ってこのデジタル検証システムを導入する世界初の航空会社がシンガポール航空。シンガポール政府の各機関、タマセク系列のテクノロジー企業が協力して取り組む国家プロジェクト。
こちらがそのデジタルワクチンパスポートのイメージ
画像は Ong 運輸大臣 facebook より、画像をクリックでオリジナルにリンクします。
サンプル画像が日本 → シンガポールのフライトに設定されています!
システムはまだ開発中で、トライアルが成功すれば 2021年6月頃から運用できる見込み。まだ少し先のことですが、あっという間に実用化されそう。 with コロナの世の中がこうしてどんどん進化していくのを、遠くの国でやっている縁のないニュースではなく、身近な出来事としてダイナミックに感じることができるのは恵まれた環境。シンガポールは自国だけのベネフィットにこだわることなく、コロナ禍どうやったら世界に貢献できるのか、シンガポールは世界の国の中で何ができるのか、国際的なプレゼンスを高める努力を常に実践するシンガポールから学ぶことは多いと感じます。
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イラスト提供 Instagram @singapolah